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あなたへと道をつなげるために3
外へと出た。
魔法使いの国を出て、エリィーは走り出す。
青色の空に白い雲が流れる。
続く、続く、空。
「きれいー!」
エリィーははじめて見るものに目を輝かす。
ソメリはというと、これからの心配のみをしている。
「これからどうしよう」
エリィーはソメリの元へと行く。
「ソメリ…」
ソメリをじっと見つめる。
身長が小さく、かわいらしい。
ソメリはエリィーと手をつなぐ。
「行こう、エリィー」
「うん」
エリィーはびんを手に持ち、二人は進んだ。
それから、ソメリは何とか暮らすためにお金を稼ぐ。
魔法使いではあったが、ほうきが乗れなく、魔法も弱いが、何とか生活をする。
「う…」
エリィーは、その間、うづきと呼ばれる女性に預けたりとした。
「うづきさん、ありがとうございます」
「いやいや、がんばってるソメリさんを助けるのは当然よ、それに、かけらの見守してるしね」
うづきは、いつきとかいとの姉である。
ソメリはいう。
「いえ、魔法うまく使えないのですが…今日はモンスターを倒してきます」
「いってらっしゃい」
うづきはエリィーへという。
「まってようね、エリィーちゃん」
「うん!」




