↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2260/2371

無夢の散歩道

無夢はキョロキョロと通り過ぎる人々を見つめる。


「世界が壊れてないと、人ってこんな感じなんだ」


壊れた世界は人はいない

建物も壊れている

無夢は人々の姿に感動してしまう


「何だか…うれしい」


誰かの笑う姿は悲しさもあるけど

うれしい顔をしているなら

うれしいと思いたい


「うれしいうれしい」


いつきは無夢と手をつないでいた。


「無夢さん?うれしいですか?」


「うれしいうれしい、うれしいって思いたい」


「思いたい…ですか?」


「うれしくないもある。でも、そう思うは嫌だ。うれしい思う」


壊れた世界を思うと嫌な気持ちもある。

でも、思いたくない。


いつきはその姿に手をそっと握り返す。


「無夢さんはあれですね。嘘つくのがうまいんですね」


「うまいよー」


「嘘も大事ですね。自分を守るために」


無夢はニコッとする。


「嘘はだめじゃないの?」


いつきは笑う。


「守るためならいいと思います」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。