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いつきとせな

「ねえ、いつきさん、これ見てー」


いつきと同じクラスのせなが携帯を手にいう。


「あのね、この動画の女の子の歌すごくいいの!」


「歌?」


「動画とか見たりしない?」


「あんまり見ないかも…ごめんね」


せなといつきは一緒に帰っていて、公園のベンチに座っている。

せなはというと、携帯の画面をいつきの方へと向ける。


そこにはリスの仮面をかぶる誰か。

顔の鼻から上を隠していて、口元は見えている。

ピンクのパーカー姿に黄色のミニスカートをはき、黒タイツの少女。

少女の後ろには白い壁のみだ。

少女は何をしていると思うが、歌を歌っていた。


いつきは歌が終わり、いう。


「なんか、いいね」


せなは自分の腰に手を置く。


「でしょーいいよね!」


「とってもきれいな声の人だね」


「ねー!」



せなはニコニコする。


「おっ、興味もったー?」


「なんていう人なの?」


「“アリア”っていうんだって」


「アリア、さん」


「どんな人なんだろうねー」


いつきはニコッとすると、いう。


「確かに気になるね、ありがとう、見せてくれて」


「いやいや、聞いてほしかったの!」


せなはにんまりとする。

いつきは自分の携帯を見る。

時間を見ていう。


「あ…!私行くね」


せなは手を振る。


「また明日ねー」


せなは一人で携帯を持ち、いう。


「あー、アリアさんいいなー好きだなー」


言葉を一人で続ける。


「歌って本当に誰かを元気にしてくれるよねー」



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