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一人の帰り道
かいとは有理香と別れる。
一人で歩く。
「何か色々あった……クロリネとか……」
クロリネが側にいて離れなかった。
かいとには興味なく、桜の話ばかりを聞きたがった。
「桜子に会わせなかったけど…でも…会わなくてよかったのかな?クロリネ何しに来たんだ?」
かいとは一人腕を組む。
「花の危険者も……結局本人に会わなかったんだな。……今思うとよかったのか?」
かいとは考えるが。
考えてもどうにかならないかなと思う。
一人の帰り道を歩く。
かいとは何となく帰ろうと思えなかった。
なぜか分からないが。
少しどこか寄ろうと思った。




