表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2070/2093

クロリネと桜の花びら

クロリネを狙って桜の花が舞う。

クロリネは攻撃する気はなかったがかいとの後ろへ入り込む。

氷は現さずにいう。


「桜様はどうしてそんなにかいと様が好きですか?」


クロリネは続ける。


「かいと様の容姿ですか?心ですか?地位ですか?立場ですか?お金ですか?何にひかれましたか?」


クロリネの言葉に。

桜の花びらから声がした。


“かいとくんの全部。全部、全部が好き”


声が続く。

何者であろと

何をしようと

過去がどうであろうと

今が

かいと

彼のすべてが好きと

全てに恋に落ちたと

桜の少女は口に出す。


“好きです………私を傷つけてください”


クロリネは静かにいう。


「遠慮しなくていいのですよね。でも…」


クロリネは氷を現してからわざと肩を震わせる。

なぜなら、かいとがクロリネの目の前で拳を止めたから。


「これ以上…」


かいとは止まっている。

クロリネは微笑む。


「僕は攻撃はしていませんから。傷つけられませんよね」


「……」


かいとは動かない。

その姿に桜の花がパァッと舞う。

喜びの花がクロリネにひらひらと舞う。


「そ…そうですか。愛しているのですね…僕は見に来ただけですから。ですが桜様。お気をつけくださいね」


桜へとクロリネは話しかけていく。


「桜様の愛情は歪にもなる可能性があるのです。そのことを棘のように胸に刺されなければならないのです」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ