表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2062/2097

クロリネ 来る

クロリネ


クロリネは笑う。


「戻ってきました。で。行かないといけません」


クロリネたちはいつの間にか似世界から戻ってきていた。

その口元は笑顔だ。


「今回のことで起きたこと。青命へ行かなければ…といっても行くだけですが」 


青命の屋敷へと来ていたクロリネ。

作は外に出ていた。

クロリネは静かに手を振る。


「青命作様ですね」


作は丁寧に頭を下げる。


「作様。僕はクロリネと…知っていますよね。あなたが外へ出ること。そのことについて聞きたいのです」


作は静かに頷く。


「分かりました。…」


「ここでお聞きするだけでいいのです。話を聞きに来ただけなのです。聞きたいことはいくつかあります」


クロリネは笑う。


「あなたはこの場所にいますが。それは何か影響ありますでしょうか?知らないのならそれでいいのです。違和感ありませんか?」


「ないです」


「そうですか。あと。闇の桜を見ていませんか?」


作は答える気はなかった。

クロリネは笑う。


「反応ありますね。そうですか。ありがとうございます。では失礼します」


クロリネは行ってしまう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ