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似世界 その後24
似世界
クロリネ
クロリネはある少女の前に来ていた。
「まだ帰れないのです」
少女はいう。
「帰ればるて?」
特徴的な話し方の少女はクロリネへいう。
「あなたがまだ持つ欠片。それが必要なのです」
「えーるて。気づいていたるて?ふーん、いいよるて」
少女。
壊れたシルベはクロリネへ欠片を渡す。
この欠片を戻さないといけない。
「もう少し狂わせたかったるて」
クロリネは笑顔で答える。
「僕も狂うことの方が好きです。ですが役目の方が今回は優先です」
「役目ねえるて。大変るてね」
「好き勝手にしていますが。役目を今は優先します」
役目とかどうでもいいクロリネの言葉に壊れたシルベは少し笑う。
「好き勝手ねえるて」




