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現世界 青命屋敷 その後9

現世界

青命屋敷

かいと いつき 拓前 作

観覧車(カン) ミカオ 結衣


青命屋敷の部屋にカン、ミカオ、結衣は寝かせられている。

拓前はいう。


「かいと、あのあの、今日泊まっていかないかし?それとも帰るし…?」


かいとはハッとする。


「あ…泊まっていっていいのか?」


拓前はいう。


「疲れたはずし!色々あったし!」


かいとはいつきの方を向く。


「いつき。今日泊まっていく…?」


いつきはうなずく。


「泊まっていいなら…私も」


拓前はホッとした顔をする。


「や、休んでし!俺色々準備するし!」


作も拓前と一緒に動き出す。


「拓前。俺も行く」


かいとはあわてる。


「お、俺も!」


拓前はいう。


「ここにいてし!」


かいと、いつきは残る。

いつきはいう。


「あ、いいのかな。兄さん」


かいともいう。


「…勝手に動くど迷惑だよな…俺のすることって」


「だ、大丈夫だよ!兄さんは考えすぎだよ!」


「うん…」


かいとはそわそわしている。

いつきは座る。


「兄さん!ここは座ろう!拓前さんたち私たちがわたわたしてると困っちゃうよ!うん!」


かいとはうなずく。


「そうだよな…うん、俺落ち着く」


かいとは落ち着こうと座るが。

目を覚まさない三人を心配する。


「三人目覚ますかな」


いつきは兄も心配だ。

かいとの背中をさする。


「大丈夫だよ…きっと目を覚ますよ…兄さん落ち着きないよ!?分かるけど!分かるけど!」


「うう、目覚まさない…心配するよ…」


「…うん。そうだよね。でもでも、拓前さんたちの前では落ち着こ、心配させちゃうよ」


「そうだよな…おち、落ち着く…落ち着く、おう……おう……」


いつきは兄の優しさに何ともいえなくなるが。

背中をさする。


「兄さん。落ち着こ、おちつこ」


「お、おう…ありがとう…いつき」


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