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花を手向ける995
遂げるシルベは花を置いていく。
膝を着ける。
名の分からない者たち
様々な世界にいる。
様々な世界で誰かを苦しめたし誰かを救っていた。
遂げるシルベはすること。
自分の出来ること。
「私に出来ることなんて…」
遂げるシルベは手を合わせる。
目を閉じる。
静かに立ち上がると。
青命屋敷へ向かう。
青灯の部屋へと向かう。
青命屋敷へ入る時、海画を探す。
「青命海画どこるて?」
海画は部屋の中にいた。
「?あなたは」
「私は遂げるシルベるて」
「シルベ…導き様…ですか?」
「それるて。青灯の場所へ行ってもいいるて?」
海画は頭を下げてからいう。
「お願いします」
「はいるて」
青灯の元へ遂げるシルベは向かう。




