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ゆらとシャンディ2

シャンディは後ろを向くとうねうねしたものが出ていた。


「なんだあ!?え!出てきたあ!?」


「で?それは何だ?」


ゆらは眉間にしわをよせてシャンディを怖い顔で見る。

シャンディはわたわたすら。


「わあ!わあ!出た!?まだだめよ!」


「シ・ャ・ン・デ・ィ?」


うねっとしたのは地面にポトリと蛇のように動き、ゆらへ向かってきた。


ゆらは。


氷。

冷たそう。


いばら。

痛そう。


が、現れる。

氷いばら。

ゆらの力。


蛇のようなものが地面で動いていて。

ゆらは静かに聞く。


「蛇か?」


「蛇じゃないんだあ?えーっと、好きな相手を呪うときに使う道具」


ゆらはイライラする。


「何でそんなもん………お前は!」


「いいでしょー?好きな相手が裏切ったらのろいたくなるでしょーだあ」


「知らん。変なものをまた………」


蛇のような何かは氷のいばらに巻き付かれる。

長いいばらは絡まる。


氷いばらは。


締め付けて、動けない。

氷のため、熱さに弱い。


「あー。壊しちゃだめだあ!」


ばきんっと割られた。


シャンディは「あー」と膝をつく。


「ひどいんだあ!ゆら!最後の一つうううう!」


「ひどくない。変な道具を渡すな」


「うあ…!ひどいんだあ!さいごなのにいいいい」


シャンディは走って行った。


ゆらが一人残った。


「……………好きな相手を呪う、か。ということは…………裏切られた奴がたくさんいるということか」


ゆらは複雑な気持ちだが。

次の用事向かう。




シャンディはへらへらーという。


「最後の一つじゃないんだなあー。これが」


シャンディはニコニコと石を手に持つ。

石の形をしてるだけだが。


「次は誰が必要かなー」


そこへ、誰か来る。

誰かは涙目。

シャンディはにこっとする。

話しかける。


「好きな人に裏切られた?この道具、使う?」


シャンディは必要と思う相手へと。

目を見て、表情を見て、決める。

笑う。


それを使うか使わないか


相手次第。

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