表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1805/2095

似世界 拓前 リアメラ779

似世界

リアメラ

拓前


リアメラは一人走る。

花が降り続ける中で走る。

向かうのは似世界に来ているかいとの元へ向かう。

拓前はリアメラへいう。


「かいとたちのとこ分かるのかし?」


リアメラは答える。


「拓前さん………だね…はい。分かる……」


「あれ、だよなし。クロリネって何かの組織だよなし?」


「分かる………?」


「これでも青命だからし。様々な組織を教えられてきたし」


「そうなんだ………。私はリアメラ。調整とかしてる………」


「リアメラだなし。俺は拓前(たくぜん)


「あ、あの……よろしく………」


「よろしくし」


リアメラは急ぐ。

辺りを見てから拓前へいう。


「空間は本当は……長くいてはいけない……だから……体とか……痛くない?」


「痛み?」


拓前はようやく気づく。


「え?、あ、いた、いだああい!!?急に体が痛い!」


「似世界にいる影響だね………あの………動ける……?」


拓前は笑う。

歪みのある笑顔だ。


「動ける、動けるし、うん!大丈夫し!」


「ごめんなさい……動けなくても………連れて行く」


「お、おうし!」


拓前は無理をしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ