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有理架の屋敷1

有理架の屋敷につく。

いつきは思いきってチャイムを鳴らそうとしたら、


「いつき」


声をかけられた。

後ろにはかいとがいた。


いつきはかいとを見て。

緊張してたのに!

だが、怒ったりしない。

怒ることじゃない。


「兄さん」


かいとはいつきの近くへと来ると聞く。


「帰りか?」


「体育館にカバンを忘れちゃって」


「そうなのか。一緒に帰ろうぜ。待ってるから」


いつきはかいとの腕を掴む。


「兄さんも行こう」


「え、俺まで?」


「一人で待たせるの嫌だから」


いつきはチャイムを鳴らす。

そうすると、出てきたのは。

白色のエプロンに黒色のメイド服を着るミレディ。

金色の髪を後ろの下辺りに団子になるようにまとめてる。


「いつき様?どうされましたか?」


ミレディは質問する。


「カバンを忘れてしまって…すみません…」


「わかりま……………」


突然、扉から誰かが速い速度で出てきて、いつきの隣にいたかいとの姿が消える。


いつきは隣を見る。


有理架が、かいとをぎゅーっと抱きしめている。

有理架はピンクのミニドレスを着ている。


「かいと様!どうしたんですの!?」


「有理架!?は、離れ……」


「嫌ですわー!」


いつきは見つめる。


_本当に好かれるよな…兄さん


ミレディが声をかける。


「有理架様。かいと様をお離しください。こまってますよ」


かいとは顔を赤くしていた。


「…離れてくれ………頼むから!」


「嫌ですわー」


いつきは、何もいわず、かいとを真顔で見る。

かいとはびくっとする。


「いつき!その目はやめてくれ」


そこへ、執事服の深い緑の髪の優斗が来る。


「なんだか騒がしいですね………………あ」



有理架がかいとを抱きしめてる。

その状態。


優斗は笑みがなく、かいとの近くへと行く。

ミレディが優斗の体を後ろからガシッと掴む。

優斗はいう。


「かいと!お前!なんで有理架様に抱きしめられてるんだよ!俺は有理架様を抱きしめたことないのに!おい!離れろ!かいと」


ミレディは静かにいう。


「落ち着いてください。優斗さん」


いつきはこの状況に思うのは。


_兄さんが有理架さんにも好かれてる…

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