表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
174/2052

いつき

月葉と別れてから、いつきは歩いていると、足を石につまづいて、倒れそうになる。


「………わ!?」


いつきは前へと体が倒れていく。


_ぶつかる!


が頭に浮かんだ。

目を閉じる。


とさっと何かに当たる。

いつきはそっと目を開ける。

体が倒れてない。

気づく。

誰かに支えられた。


そこには。


少年がいつきの体を抱きしめ支えていた。


「大丈夫ですか!?」


いつきは上を向く。

金色の髪。

きれいな少年。

いつきは、まぶしさについ、ドキドキしてしまう。


「……………あ、あ、あの………」


いつきはお礼をいおうとするが、きれいすぎて声が出ない。


「どこか痛いですか?」


心配そうに顔をのぞかれる。


「いえ!大丈夫です!大丈夫です……………ありがとうございます」


いつきはそっと離れる。

少年は微笑む。

とても、優しそう。


いつきは何度も頭を下げる。


「ありがとうございました!」


「気をつけてくださいね」


「はい!」


いつきは、ドキドキとしてしまった。


_あの人………イケメン。たしか、学校のかっこいい男子の一人………えーと、名前は……もりさんだっけ?

うわあ、きれいな人だった…


いつきは彼の後ろ姿へもう一度頭を下げる。

心の中でもう一度いう。


_ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ