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現世界 青標建物 シルベ690
現世界
青標建物
シルベ
熱さに触れようとする
精神に触れようとするのは熱がある
シルベは熱が出てくる
熱が溢れてくる
シルベは一度地面に膝を着く
「熱い、るてね」
多くの汗が流れる
しかも
体にだるさもくる
シルベは何とか立ち上がる
精神に触れるんだから
自分も苦しむのは当然
涙も流れてくる。
シルベはキュッと口を結んでからいう
「精神に触れるんだるて」
汗が出る
痛い
当然だ
だるい
吐き気も感じた
シルベは剣を横に置く
「ついてきてくれてありがとうるて」
剣は答えない。
けれどシルベが必要と感じればいつでもと
思う




