表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1586/2097

似世界 都合のいい現実の無い場所で(クキロ ショウルエ)564

似世界

都合の良い現実の無い場所で

クキロ ショウルエ

かいと メモリーリーン


ショウルエは時式を起こし三日月存在を消していく。

クキロは三日月存在を消すことは出来ない。

そのためショウルエの力の起きる場所へと三日月存在を近付けることで消していく。


かいと。メモリーリーンが後ろにいるため、場所は離れられない。

二人を抱えることは出来ない。

クキロには出来ると思うが、二人も抱えて戦う、ということは頼めない。

ショウルエは考える。



なぜなら、似ツミウが遠くで地面に倒れているのだ。


どうしたら


クキロは三日月存在と相手をしている。

強いのだ。

時式へと近付けるのはやっとであった。


ショウルエは不可能としても

似ツミウが倒されるわけにいかない。

そのため。


「ツミウが倒されるわけにいかない……」


似ツミウへ三日月存在が近付く。


「…………ツミウ!倒されるわけにいかない。何か、ないの!」


そこへ


_守りたかった、な………


ショウルエにそんな声が響いた。

ショウルエは時式を起こし続ける。


_ツミウ


蕾形槍へと変化する。

三日月存在を貫き、消していく。

まさかの力だ。

けれど


守る力とはならない。

蕾形槍の形が現れ、ツミウへ迫る。

ツミウも狙おうとする。


_守りたかった、な


その声だけは聞こえている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ