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似世界 都合の良い現実の無い場所で529

似世界

都合の良い現実の無い場所で

クキロ ショウルエ 似ツミウ 

かいと メモリーリーン


雷雲の雫の力。

イロノルレフ亜の画鋲柄の力。

ミスハサの準備していた時の力。

絡まる強き力の塊が向かってくる。


ここは都合の良い現実の無い場所だ。

そこにいるのは。

かいと、メモリーリーンは動けない。

桜の力を起こしたことで体も精神も動ける状態ではない。

その前にはショウルエがいる。


時式という力を使い赤の瞳の怪物を、消していく。

いつきが姿を消しても。

守るのは後ろ。


どれ程強い力が起きようと、この場所で力は現せ続ける。

たとえ、血を吐いたとしても。


かいとも動こうとしても動けないのだ。

全員で分け合ったが。

能力のある者の方が負担が大きい。


メモリーリーンは動けないのなら、手を上げようとするが。

腕も持ち上がらない。


ショウルエは地面から切り裂く力を現し続ける。

三日月存在により、ショウルエも動けない。


赤の瞳の怪物が現れ続ける。

が、強大な絡まる力に突っ込む者もいて、数が減っていく。


ショウルエはけれど安心出来ない。

その強大な絡まる力は三日月存在が空間を破く。


が。


その三日月存在へ絡まる力が近付き、消されていく。

亀裂から出てきた力は空間を破壊しようとしているようで亀裂へ今度はぶつかりに動き、ヒビを作っていく。



___________

同場所

クキロ 似ツミウ


似ツミウは破片を亀裂へ蒔くことを止める。

それよりも。

絡まる力をどうにかする。

どうにか。

出来るとは思えない。

いや、三日月存在が現れたことで行動が出来なくなる。


そこへ似ツミウへ赤の瞳の怪物が迫る。

薄塗りの青色は溢れる中央で水ではなく硬い四角形が縦横に並ぶ力を現す。

怪物は消えた。三日月存在も空間を破く時に空間を壊す力の登場に。

喜びを感じる。


なのか、空間を破くことをやめ、似ツミウを狙う。


「!」


三日月存在は飛び込むように突っ込んできて似ツミウは反応して、避けようとしたが、動けないことに気付く。



三日月存在は似ツミウを狙っていたがなぜさ地面に拳を打ちつけていた。

続けて似ツミウへ拳で狙うが。

絡まる力に飛び込み消えてしまう。



似ツミウはゴクリとすると。

クキロの方を見る。


「クキロさん。ショウルエさんの元へ行けるようにしますね。クキロさん腕や足は動きますね」


「ウゴケ、ル」


クキロは赤の瞳の怪物をその場で相手にする。



似ツミウは三日月存在を目の前にいる。

先ほどと違い、力を現せる状況で静止出来たため、力を向ける。

三日月存在は消せないが遠くへ追いやられる。

せめて、それは出来ないとこんな場所にいられない。


クキロは動けないはずだが、体は動かしている。

似ツミウはやってみることにする。


「あなたへ青の力を放ちますね。動けるようになりますからね。ショウルエさんの元へ行きたいでしょうね」


「イキタイ、ショウルエのモトヘ」


似ツミウは薄塗りの青色は溢れる中央で水ではなく硬い四角形が縦横に並ぶ力を現す。


真っ直ぐにしか向けられない力。

けれど


「やってみますね」


似ツミウは空間の亀裂の下にある破片を握ったままであった。


そのためか。

その破片に力を込めることで力の動きを変える。

クキロへ青の力を向けた。


クキロの腕をかする。

クキロは動けるようになる。

似ツミウは更に声を出す。


「早く行くのですね。もう破片を蒔いてはいられないですね!なら!あなたはここにいる必要はありませんね!」


似ツミウは早口だ。

急ぐ。


「早く行くのですね!」


クキロはショウルエの元へ向かう。


「………………ショウルエノモトニイク」


クキロは動けるようになり、ショウルエの元へ向かった。


似ツミウは笑う。

そこへ三日月存在は拳で狙ってくる。

似ツミウは邪魔だからだ。

空間を破壊しようとするが目的の三日月存在にとって似ツミウたちは邪魔なのだ。

だが、先ほど似ツミウに攻撃出来なかった者もいた。

似ツミウは動けないが遠くへ追いやられた。


「あなたが私を狙うなら私も戦いますね」

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