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かいと 桜子 ほこ 4

目を開けると、そこは白色の空間だ。

どこまでも続いている。

かいとはつぶやく。


「戦うって…」


桜子は辺りを見渡す。

ほこがいう。


「いつもと同じ場所ー」


かいとは質問する。


「いつもと?」


「桜子は自分で戦って自分は危険じゃないって戦ってたから」


桜子はどこか、あわてて、ほこへいう。


「い、言わなくていいよ…ほこ!」


「えー。」


かいとは桜子を見る。


_一人で戦ってたなんて…知らないなんてなんか…モヤモヤするな………


かいとはなぜかそう思った。

どうしてかわからないが。

桜子は話す。


「ここに現れるのは…」


桜子が言う前に、白色の地面にドロドロとした水たまりがいくつも現れる。


水たまりが上がると。

そこから紫色の物体が出現する。

体は二足歩行の形。

頭や首に、腕はなく、足のようなものは下から二本生えている。

三日月の形が飾りのように横に1周するようにつけられている。


「なんだ…あれ」


見た目的にもうなんか、怖さが感じられる姿。


それは足を動かし、前へと進んできて、かいとの目の前に一体がピタリと止まる。

止まったそれは、右足をまっすぐにピンと上へと向けると、膝を思いきり曲げる。

怪物はかかとをかいとの頭へとぶち込んだ。

一瞬のことでかいとはよけれなかった。

体は地面にうつぶせに倒れる。


「…!!かいと、くん………!」


ほこがいう。


「いつものと違う…形」


桜子は怪物がかいとの頭を踏みつけようと足を向けていて、怪物へ手のひらを向ける。

赤の玉を怪物へとぶつける。

怪物は体がちぎれる。


他にもたくさんいる。

他も動きはじめる。


うつぶせに倒れるかいとへと怪物は向かおうとしていて桜子は怪物の体へ蹴りを食らわせることで、かいとには近づけないように動く。


_な、なんだ、あれ、なん……え


かいとは地面に両手を握るようにすると、立ち上がる。


「な!なんだ!こいつら」


「その…毎回怪物は形違くて…」


「そういうことは早くいってくれ!いってえ!頭…!」


かいとは起き上がると囲んでいる怪物たちへ向かっていく。


_いてえけど!俺はまだ生きてる!生きてんなら、戦わねーと!!!



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