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現世界 青命屋敷内(イロノルレフ亜 海画)467

現世界

青命屋敷内

イロノルレフ亜 海画


青命屋敷内に赤の瞳の怪物が大量に発生している。

怪物たちはいう。


_わあ!何かおいしそうなのいる!


_おいしそうー!


_たべたい、ていうか、いるの?


イロノルレフ亜は飛んでいて、ニッとする。


「えーっ♪私を食べるっ♪食べられちゃうっ♪わーこわーいっ♪」


赤の瞳の怪物たちは急にピタリと止まる。

海画もその反応に動くことを止める。


「何だ?」


赤の瞳の怪物は逃げの間の者。

イロノルレフ亜の姿においしそうと声を出していたが止まる。


なぜ?


イロノルレフ亜は自分の頭の後ろで腕を組む。


「あれっ♪どうしたのっ♪」


赤の瞳の怪物たちはゾッとする。

なぜかガタガタ震えている。


イロノルレフ亜とは逃げの間。

彼女は幾何学模様の画びょう柄の力を現す。

赤の瞳の怪物を消していく。


「何っ?私が怖いのっ?怖いのっ?私はこーんなにか弱な子なのに?何を怖がるのっ?」


イロノルレフ亜はクスクスする。


「私が怖いのっ?」


赤の瞳の怪物は容易に消していく。

イロノルレフ亜は静かに地面に足を着けると歩く。


イロノルレフ亜は手の平を出すと画びょう柄の力が回転するように風が起きる。

だが建物の中は破壊されなく怪物のみを消していく。


海画はすることがない。

止まる。

普段から戦うことを好む者が今止まっている。

ガチッと歯を噛むが。

海画はそのことで転の気配に気づく。


海画はゾクッと背筋が凍る。


「何だ、この気配」


_他にも強いのいる


_同じ、けど、


_ひい!


怖がる声が響く。


イロノルレフ亜は大量の怪物を消した。


「あれっ♪なんか怖がってるっ♪」


海画はイロノルレフ亜へ声をかける。


「転くん、ていう名前の子を見てないか?」


「あー。いたよっ♪」


「どこに?」


「ミスハサっていう時の者がいる部屋にっ♪行くのっ?気をつけてーっ♪」


海画は転の元へ向かうことを選ぶ。

赤の瞳の怪物よりも嫌な気配がある。


「これは、何だ」


海画は走りだした。




イロノルレフ亜は怯える怪物へ力をぶつけ消していく。



「消えるは浄化っ♪かなっ♪て、ん?」


イロノルレフ亜はある者に興味を示す。

彼女は楽しいことを好む。

味方のようなことをしたり、邪魔するのも大好きなのだ。


「味方なんてしてないよっ♪私は楽しいことが好きな者なのっ♪はーっ!いつの間にか味方してたっ♪まあまあ、楽しいからいいのっ♪」


イロノルレフ亜は自分の顔の前に手を置く。


「あっちに面白いのがいるなーっ♪このまま全て順調とかっさ。全てが順調なんていう都合の良いことなんてないんだよっ」


イロノルレフ亜は吐き捨てる。





_緑かかる金の服装。

髪は黒。

瞳も黒


早瀬。


彼女は今も逃げ場所を作る。

逃げることこそ幸せと考える。


イロノルレフ亜は逃げることはいいこと。

けれど戻れなければどちらにしろ死に直結する。


そのため良い場所は作らない。


早瀬なら。

誰かを思い、動くだろう。

イロノルレフ亜は。

邪魔をするため、動く。


イロノルレフ亜は怪物を消しながら飛んでいく。

怪物たちはイロノルレフ亜を追ってくる。


「あ、私を狙ってたのかっ♪」


邪魔をするため、飛んでいく。

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