似ツミウのあなたへ 覚えていますかね?始まりも終わりも自分次第という言葉を417
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_始まりも終わりも自分次第
この言葉を覚えていますかね?
この言葉は私が他の方から渡されたんです
その言葉を勝手に自分の言葉のように使ってしまっているのですね
どうしても、ツミウさんへ伝えたいと思ったのです
始まりも、終わりも大事なものも嫌いなものも
全て決めるのはあなたですね
今あなたは危険な状態ですね
_その危険な状態に何名かが共にいても不安に感じていませんかね?
_なら、私を思いだしてくださいね
_その不安を感じていますね。この世界の私はまだ世界は壊れていませんね
_ツミウさん。
同じく失ったあなたへ。
手を伸ばしますね
私は思航が選んだことにうれしさがあったといいましたが
ほんの少しは悲しみもありましたね
けれど、悲しいだけではだめですね
「どうやら。そちらは空間が壊れていってますね。なら、力を」
この力をあなたへ渡せるなら
ある世界のツミウは手を伸ばす
空間の破壊はこちらにも影響がある。
その亀裂の部分へ触れる。
「始まりも終わりもあなた次第。私はそんなことをいいましたが本当にそうですね。そんな時が私たちに訪れるとは思いませんでしたね」
あなたも私も始まりなんて無かったですね
そんなことも考えなかったですね
私たちは同じですからね
驚きですね
夢のようですね
まさかの時ですね
私たちに考える時が………
来たのでしょうか?
驚きですよね?
自分には関係ないと思ってましたよね
物語がこの世に存在するなら私たちは登場人物にもならないと
あのまま終わると
登場人物にもならないと
ですが、考えないといけないみたいですね
不思議ですね
本当に関係ないと思っていたのに
ツミウさん
どうか。
この私のいる狭いではなく、広い世界の中を知ったあなた
狭いの中にいると考え方も狭まります
気をつけようと思います
狭さの中で心は広くありたいですね
ツミウさん。
崩されるとしても
私たちは私たちなのですからね
ツミウさん
別の世界のツミウは自分の青の力を亀裂へと当てる。
吸い込まれる。
「私。うれしかったんですね。あなたと会えて、ただ、話せる相手。そういう誰か。あなたがそうですね。ツミウさん」
青の力は亀裂に吸い込まれた。




