幸せも絶望も両極端402
_____群がる者がいる
消えた存在を食らおうとする怪物がいる
幸せも絶望も感じた何かたちの成れの果て
幸せを感じ
絶望を感び
どちらも
感じた何かが消えた存在を食らう怪物となる。
怪物と化す。
空間は見てきた
幸せも絶望を思っても結局はそんな怪物へとなってしまう者もいる
何がそうさせたのか
どちらにせよ
そうなる
空間は静かに見つめてきた
その空間は自ら動くこともあるが
幸せも絶望も両極端に全てへ与えられるのだなと感じた
空間はこれから群がる者を消してもらう
__さあ、両極端の者たちを消してもらうね__
にしても調整の地はどこかで終わると思っていたが
どんな者になったとしても、自身のやるべきことをしていく
空間は笑う
___別に、投げ捨ててもいいのにね
___いや、投げ捨てることはさせない
___だが投げ捨てないね
空間は見守りつつ、動く
空間も投げ捨てないのだ
_投げ捨てたいよ。空間は見ているだけだもの
_やることはこの場所を守ること
_嫌にもなるよ?
_でもね………投げ捨てなかったら、どうなるかも見てもいいかもね
_色々したよ?空間はね知られずに全員を支えてるんだよ
_空間破壊するとかやめてほしいよ
_空間だって、歪な君たちによって崩れそうになったりされるんだよ?
_本当に空間の気持ちも分かってほしいよ
_どれだけ空間が全てを支えているかを




