いつきと依頼1
次の日、いつきは学校へ。
朝起きると母がいた。
いつの間に。
いつきとかいとの母。
名前は、はなの。
「ただいまーいつきー…んーかいとーは」
近づく。
寝言だ。
ずれた布団をかけ直し、学校へと行った。
いつきはつぶやく。
「まさか帰ってきてたとは…気づかなかった…」
放課後。
学校が終わると、学校を出て、いつきは青の携帯を耳に当てる。
「はい…」
「もしもし。私だ」
私ではだが、誰かわからない、ので。
わかってはいるが質問する。
「誰ですか?」
「…ゆらだ」
「すみません、知ってて言いました…」
ゆらは間を置くと聞く。
「……………………。かいとはどうだ?」
「まだ、起きてないです」
「…そうか」
「心配してくれてるんですね…ゆらさん」
「それは…心配は…していない!」
ゆらははっきりという。
「してないんですか!?」
「ああ」
いつきはそうですかと思う。
ゆらは、用を話す。
「今日、これから依頼行けるか?」
「行きます」
と、いうことで。
いつきは図書館へと来ていた。
いつきは本が好きだ。
好きだが、本はたくさんあるため、全て読んでみたいが、全ては無理なことに悲しくなる。
「…あー全部読めたらいいのに」
と、つぶやきながら奥へと行く。