似世界 都合良い現実内301
似世界
青羽根が力を現して桃飾りが雨のように降る。
狙われるのはこの場所全体。
かいと、現ツミウ、似ツミウへも落ちていく。
互いに攻撃を止める。
それどころではない。
桃飾りの雨は降り、赤の拳で砕いていく。
現ツミウ、似ツミウは薄塗りの青色は溢れるように中央で水ではなく硬い四角形が縦横に並ぶものを現すと攻撃する。
青の羽根はようやく動きを始めると。
尖る物体と円錐爪が接着された存在の元へ近付く。
_時恋の力まだ奪うのかるて!
青の羽根が目の前へ来たことで尖る物体と円錐爪が接着された存在は防衛のように円錐爪を現す。
青の羽根へ流れるように素早く飛ばす。
_時恋の力!奪うなるて!!!
青の羽根へ円錐爪は直撃する。
だが、傷はない。
_私に傷をつけられる、…………!
青の羽根は切りつけられる。
姿に爪痕の痕がある。
_傷、が
都合の良い現実が起きてるのだ。
声が、した。
_邪魔。ツミウのために動く_
青の羽根はビュウと風に吹かれる。
その場で留まるが。
巨大な姿は動かされる。
_な、!!
青の羽根、時恋は空間の壊れた場所へと風により吹かれる。
都合の良い現実は近くに来た邪魔を遠くへ追い出した。
青の羽根は落ちていく。
せめて時恋の力は奪われないように。
青の羽根は桃飾りを一つ確実に当たるように飛ばす。
それは尖る物体と円錐爪が接着された存在の体内。
時恋の力を奪う部分のみ削られるようにされ、時恋は対象から外れた。
青の羽根の思いの強さが勝利した。




