表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1310/2097

似世界 クロリネの失敗288

似世界

青の羽根 時恋


時恋は。

時に恋をする。

そういう思いで名前をつけられた。


時恋は弱る。

青の羽根は現在、都合の良い現実に捧げられている。

弱る時恋はそのことにより、体は更に弱まる。

青の羽根は時恋を抱きしめていたが。

都合の良い現実が更に青の羽根の力を奪う。

青の羽根はそのことに気づいた。

都合の良い現実という存在に気づいた。


_時恋の力を全て奪おうとしてるるて……


青の羽根はシルベを先に消したかったが。

その前に


都合の良い現実を潰してやろうと考えた


_時恋を奪おうなんて………許せないるて


拓前はその光景に目を開く。

クロリネ、崩壊のシルベが止まる。


クロリネの空中にビッシリと接着していた氷に気づいていた。

青の羽根が桃飾りを一斉に降らせ、氷に直撃させた。

空間がバキイイイイイイイイインと割る。


クロリネは笑顔が失われる。

笑顔が消えた。

別の方法のために準備していたのだが。

………予想外の出来事。

クロリネは焦っていた。


「このために……………では、ないのですが」


拓前は息を飲んだ。


崩壊のシルベは光景に一言。


「これも何か必要なことなのかも…しれないるて…」


空間が破壊された。

想像もしていなかった。

クロリネはこの場所へいて、初めて焦りのある汗を一つ落とした。

クロリネは自分の失敗を眺める。

出来ることが無い。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ