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退場させられたとしても世界を回す284
似世界
数分前
石体 影凪
影凪は叫ぶ。
「照ルくん!!!どうしてりんさ!!!」
石体はあわあわする。
「大丈夫!?島凪さ………あれ?何で分かるんだろ………?」
「私は行くりんさ」
影凪は周りをキョロキョロしていたが、気配の方へ進むとバチッと弾かれる。
「ん!」
「島凪さん!」
「行けないりんさ…………」
そこへ白のベールの少女が現れた。
「僕はクロリネさんです。石体さん。島凪さん」
影凪はいう。
「何の用りんさ」
「僕のするべきことのためにお二人の気配を欲しいのです」
石体は不思議そうにする。
「けはい?」
影凪はクロリネへ攻撃しようとする。
が、凍らせられる。
「…な」
クロリネはニコリとする。
「気配、もらいますね。強行ですがお許しください」




