表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
128/2036

色葉と月葉2

葉無トンネルは自然に出来た空間。

異空間にも種類がある。


自然発生と人工発生

他にも異空間作りによっての発生もある。

といっても、葉無トンネルの場合は自然といわれている。

里先は異空間、この場所。三前三夢一町さんぜんさんむいちまちの葉無トンネルなどを担当している。

が、三前内や前の外の他異空間へ行くこともある。

里先でなくても、かいとのように協力しているものもいる。 

理由は同じ場所に住むもの同士の協力。

お互いに住む場所が同じなら関わりがあることは大事とのこと。

といっても、本当に協力できてるかは分からないが。



発生的にはこの葉無トンネルは現れるのが少ない方のためあまり危険視はされてない。

空間のものを外へ出さないために里先のものは中で戦っている。

外へと出るときもある。

外へ出てきたというのはこの辺りでは一度もないが、別前では異空間のものが外へ出てきたことで町が崩壊した場所もある。


色葉は空間前へと来ると、怖くなってしまう。

怪物が現れるのみで、倒せば出てこれるが……戦うことをあまり好きでない。

それが色葉である。

里先のものは、その役目として生まれてきたから精神的に強いかもしれないが色葉は里先のものでない。

そこまでの覚悟はない。


「あれ?色葉お姉ちゃん。ここ、植物…枯れてる」


「…あ」


植物が枯れている場合や、無くなっている場合は…怪物が普段よりも凶暴ということだ。

それは里先が知ること。

 

「…凶暴なのいるのかな…?でも、枯れてるならまだ大丈夫かな」


色葉はぞっとしてしまうがいう。


「私たちだけじゃ危ないかも」


「でも!行かないと!危ないけど、私たちは戦うためにいるんだよ」




色葉は思う。

月葉は本当に強いと。

昔、ここへ来てすぐ、月葉と葉無トンネルに入った。

その時、月葉は……。

けがをした。

色葉は自分を責めている。



「じゃあ、私一人で戦う!色葉お姉ちゃんは待ってて!」


一人では行かせられない。あの時なのは嫌だから。

色葉はいう。


「行く」


トンネルへと二人は入る。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ