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     Ⅱ FREE

ニルヴァーナって何なんでしょうねぇー。

たぶんそれがあると力が強くなるよー的なズル技のアイテム形だと思われます。

これ終わったら豪火竜のお話でも書こうかなぁー

ちなみにですよ、豪火竜と龍魂剣の龍と竜の字でなかなか変換しづらいと試行錯誤しております。

豪火竜の話で本当の名前が明らかになってそれでそっちでこれから呼ぶことにしようかな、それがいいと思いませんか。

「お前が、父上の邪魔をする者か。父上の夢のためには、いてもらっては困るんだ。父上の夢、我らが存続のための場所。根城。そのためにはワタシ、ニルヴァーナがお前たちを止めなくてはいけない」

いきなり二人の前に現れた黒いそれは、いきなり叫んだ。

「ニルヴァ・・・ナ・・・?」

豪火竜は何か思い出そうと考えている。

「そんなことより、こいつを何とかしなくちゃ、僕たちはここに駆除剤負けないんだってばぁ」

悶太は両手をばたばたしながら豪火竜にすがる。

そんな悶太を豪火竜は一括する。

「自分が認められたいのなら、まずは自分だけで行動することだ・・・」

今まで仲良しだと思ってた豪火竜にいきなり一礼入れられてビックリする悶太。

「こいつの相手は私がします。今のうちに奥にいるはずの王座に仕掛けてきなさい!」

悶太は腹を決めた。

「いてきます!」

悶太は、羅列も回らぬように急いで走って行った。



その姿を見ているだけのニルヴァーナ。

しばらくの間があってやっと口を開いたのはニルヴァーナだった。

「あの小僧に、ワタシの父上の邪魔をさせる気なのか?」

静かな口調だったが、その目には憎しみが宿っていた。

「ワタシの願い《ウィッシュ》は、父上の力となり、こき使ってもらい・・・」

豪火竜の背後に回りこみ、ニルヴァーナは言葉を続ける。

「父上の我侭まで私の命を使い果たしてもらうこと。そのためには、お前と小僧を消す必要がある。しんでくれ」

ニルヴァーナが爪を鋭く伸ばし、豪火竜の首を狩る。

「火炎の咆哮!」

豪火竜もそれに咆哮で応戦し距離を置く。

「ニルヴァーナ・・・。お前は、アレの生き残りなのか?」

その言葉を聞いてニルヴァーナは一瞬動きを止める。

「お前はどこまで知っているのだ・・・。ニルヴァーナについて」

豪火竜が勝ち誇った笑みで答える。

「最初から、最後まで」

その言葉を聴いた途端にニルヴァーナが血相変えて襲い掛かる。

「鋼鉄の手爪!」

「爆炎の手爪!」

鉄の爪と炎の爪がぶつかり、暗いその場所に火花が散る。

「鋼鉄の!

     尾激!」 

「爆炎の!


互いの尻尾がぶつかり合い、激しい風圧が当たりに散らばる。

やがて、豪火竜の一撃によりニルヴァーナは膝をついた。


「貴様、いい加減ニルヴァーナのことを吐け!」

息切れしてきたニルヴァーナは豪火竜に叫び、地面をたたく。

「ニルヴァーナ・・・か。ニルヴァーナも知らん者がそれを手中に収め、使いこなせもしないのに其れで王様気取り・・・」

豪火竜はニルヴァーナの顔をに爪を突きつけ、

「今すぐ、ニルヴァーナをだせ。お前のニルヴァーナさえあれば、私が奴に戻る必要性などないのだ。ニルヴァーナがあれば、私は帰らなくていい」

言葉を確かめるように一言一言正確に話す。

「お前のニルヴァーナひとつで私はあの暖かい場所にいることが出来る。寒く暗く呪い渦巻く場所に行く必要性などなくなるのだから。さぁ、ニルヴァーナ・・・。今すぐニルヴァーナを出せ」

ニルヴァーナは、その言葉を聴き笑い出す。

「俺のニルヴァーナは俺のもんだ。父上から授かった俺のニルヴァーナだ。貴様に渡すぐらいなら、お前も道連れにしてやんよ。鋼鉄の粉塵!」

すべてを理解したニルヴァーナは自らの命と代償に相手を道連れにした。

「爆炎の翼風!」

豪火竜が自らの翼で来るものすべてを弾き返していた。

「私は、主を守るんだ!」



しばらく、明るくなったあとに再びあたりは暗くなり、物音ひとつしなくなる。

時たま、荒い息遣いが聞こえるだけ。

「悶・・・太」

次ぐらいで終わるとうれしい。

なかなか短編とか中篇のほうが性にあってるよなぁーとか思います。

長編はなかなか話が進まないのに短編中篇だとすらすらって訳じゃないけどそこそこの速度で書いちゃう奴。

クラスに一人や二人いたでしょ?

あれ、おいらだけですか・・・。

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