脱走しましたW囚人
これからきちんと書きます。
見捨てないで管謝意。
脱走しました!長谷川律子
これが本当の?切り裂きジャック
どんよりと曇った鼠色の空が、女性を見つめているある日、それは監獄で起こった。
監獄の中である一人の女性は、脱獄した。
あの女性だった。
「私はこんなところでいられないのよ・・・。」
そういった女性は、ふと隣の監獄を見てしまった。
見てはいけなかったのに。
その結果、隣の監獄にいた元校長の咲霧花は見捨てられた子犬の目で長谷川を見た。
「くぅ〜ん。」
しまいには泣きまねまでした。
しかし目もくれずに、長谷川は走りました。己の欲望のために。
「私はこんなところでいられないのよ・・・。」
警備員さんが襲い掛かってきました。
美形のいけてるメンズです。
「ラリッアットォォォ!」
警備員のイケメンは倒れてしまいました。
「ドロップキィィィィィィィック!」
次々と。
次々と。
長谷川の通った後は美形警備員の気絶体ばかりです。
そして長谷川は一本の電話を入れた。
そして長谷川は待ち合わせ場所に行った。
そして長谷川は、スーパー下克上で一人の子供を待った。
しかし待てども待てども子供は来なかった。
変わりに聞こえてきたのは、サイレンだった。
パトカーの。
警察の。
長谷川の頬を水が流れた。
空と同じ色をしている。
長谷川は自分とソラを照らし合わせた。
「手遅れ・・・・・・なのね。」
長谷川は、パトカーのほうへ一人歩いていった。
パトカーの音はどんどんどんどん近づいて・・・・・。
律子の前で止まった。
パトカーは、もと来た途を進んでいく。
もう、律子は自分の子供には会えない。
「や・・・・。」
律子は、息子の名前をつぶやいた。
もう二度と、彼には会えない。
おまけおまけおまけの出血大セールのおまけ。なんじゃそりゃ。
咲霧花を忘れてませんか?
「きゃぃぃぃん。」
律子が去った後、咲霧花は、泣いた。そして自分の能力を思い出す。
桐原と同じ力を持つ自分の力を。
簡単に言うと幽体離脱。咲霧花風にいうと霊体変化。
単に体を捨てて、宙に浮き上がるというものだ。
「霊体変化!!!!!!!吃驚」
体からどんどん、魂が抜けていく。
そして一張羅の桂が。
ポロリ有りとなった。
[Oh!No!Myzura!My dream is ふさふさの育毛。」
日本語訳で、まぁ、どうしましょう。私の桂が。私の夢はふさふさの育毛・・・・・・かな。
そして一張羅の桂を捨ててまで、咲霧花は脱獄した。
咲霧花の心もまた、どんより鼠色に曇りまくっていた。
「わしは彼の王を再び復活ぅーさせるのジャー。」
三日後、やつれた魂で帰ってきた咲霧花は、体に戻ろうとしたが、自分がいた檻の中には別の囚人、6−−−がいた。
長谷川の元へと行くと、長谷川は執筆していた。
何かを。
「ああ。校長。貴方はたぶん霊体変化を使ったのでしょう。三日もの間で死んだと思われた貴方は肉体が焼かれてどこかをさまよっている事でしょう。そんな貴方をNovelにします。
タイトルは・・・。非科学のミステリー最後之血族最後之野望。よし。これでいい。後は、ペンネーム。長谷川律子に捻りを入れて、長谷子律川これでいいわ。」
半年後、なんとそれはミリオンセラーとなった。
校長は、その半年の間に霊沸浄化を遂げた。
彼は生き続ける。
中古本屋で。
八迫もそれを読んでいた。一応全巻。
「こんな事しかできねぇくせに何が・・・。」
それは紐で括られていた。
感情に浸っている八迫に、竜太がやってきた。
「ねぇー。この長谷子津川ってもしかしてさぁー。」
竜太が本を持ってきて入ってきた。
「ちぇすとぉぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
顔面直撃連打
綺麗に決まった。
そして更に紐で括られた本を角向きに投げつけた。
「むごぉぅ!」
更に綺麗に決まった。
次回予告
散々個人の都合で遅れてしまった番外編。
季節感漂うかもしれない話もあったのに、書けずじまい。
仕方がない。
ここでやらねば誰がやる!
季節はずれの花見大会、一番楽しみ一文字!
怒涛痛快ドメスティックヴァイオレンスストーリー【竜太と八迫のみたまに理緒】ただいま出撃!
6−−−と作中に出ましたが、これはキーボードで打つと、【おほほほ】になります。
暇だと思われましたね。