休日出勤!饂飩を造ろう
本格饂飩王道物語小説、ここに爆誕!
見てねハート。
休日出勤!饂飩を造ろう
「饂飩食べたい・・・。」
理緒のその一言でその日・・・日曜日は竜太、八迫、亮祐にとって最悪の日曜日もとい恐怖デイとなった・・・。
「ねぇー饂飩食べたい・・・・・。出来立てのぉー。」
会議がその日たまたまあった本部で理緒は早速発言した。
「う・・・饂飩?」
何ゆえ饂飩なのだ。どこからいって饂飩なので?
竜太の頭はクエスチョンマークで埋め尽くされた。
「じゃ、つくれば良いじゃねぇか。」
八迫がつぶやく。
「回転ドロップキック!」
音速で回る理緒はそのスピードで頭に一撃加えた。アメリカで言う、チップだ。サービス料だ。
「造って・・・くれる?」
うなずくしかないのだ。そんな両手を開いて、今度は高速ラリアットなんかでこられてしまっては・・・。
「悶太ー。モット粉練ってね。」
「竜太、踏め。モット腰を入れて強く、コシが出るように力強く!」
「そこの二人、出汁造れ!」
女王理緒の言葉は絶対である。
そして、三キロもの饂飩を作らされた三人はくたくたでくたくたで・・・。
悶太はその中に含まれてはいない。途中で、理緒サイドに引き込まれたからだ。
理緒は、悶太と二人で三キロの饂飩を間食した。もっぱら、理緒の胃袋に収まったが・・・。
爪楊枝を口に入れ、おっさんと貸した理緒は、ちっちっとやり、腹を抱えて次の任務を出した。
「来週は、本格釜焼きピザな・・・・。」
エンドレスである!
影で見ていた亮祐お抱えの執事やらシェフやら・・・・。
「お坊ちゃま。この私目に頼らずともあんなにご立派に・・・。」
「ああ、亮祐様。最近このクックシェフに何も頼まない・・・・頼んでくだしゃれぇ〜」
見方もさまざまだ。
本格饂飩王道小説これにて完結!
次回、長谷川脱獄ストーリー
でもそろそろ本編やらなきゃ忘れられちゃうよなぁ。いっそのことこっちを本編に改造してあっちを・・・・番外編に!