竜太と後ろの正面腐乱死体
そういえば、悶太の悶って言う字って身悶えるとかのときに使うやつだったんですね。知らずに名前に使ってました。変えたほうがいいのでしょうか。どうなのか、悩んでます。
竜太と後ろの正面腐乱死体?
竜太はその日、夜十一時に寝ました。
すると不思議な夢を見ました。
そこは本部で割り当てられた竜太の部屋。
そこに、竜太は一人で立っていました。ふと、一週見ると、ベッドで隠された先に穴があります。人間一人分の穴です。
首を傾げた竜太はベッドをどかし、入っていきました。
そこは暗闇でした。
たまに音がするだけで、後は、無の世界。
三十分は進みました。
いつの間にか、自分の入ってきた穴もわからないほどにまできてしまいました。
そして、遂に、無がなくなりました。
それは、突然現れました。
「ねぇ、竜太、こっちに来てよ。」
その声に、竜太は驚き、お漏らししてしまった事は、宇宙規模での秘密です。
それはさておき、その声のほうに腹ばいで進みました。
「そっちじゃないってばぁ。こっちだってばぁ・・ぐひぇひぇ。」
その声に竜太は従いました。
「あひょ、竜太来てくれたんだ。」
暗闇から、その声の主は出てきました。
それは大きくもあり、小さくもある不思議な肉片だった。
「僕たち、仲間がほしいんだ。僕はゾンビのランケン。
そういったランケンは竜太に噛み付こうとしました。ランケンだけではありません。そのほかの仲間たちも山のように出てきて竜太を噛み付こうとしています。
そして右手の小指を、かまれてしまいました。
竜太は絶叫して、気絶しました。
そして、竜太は現実で飛び起きました。恐る恐る小指を見ると・・・・・。
同時刻ー本部ー
白い実験服に身を包んだ八迫はパソコンにデータを打ち込みました。
ファイルの名前は、平田竜太全実験書類そして、その右下に残り計画数。
その傍らで、エンブレムコーヒーを飲みました。
「次は、これかなぁ?」
クリックボタンは、押されました。
その世、再び恐怖は舞い戻り、闇夜を引き裂くような大音量の絶叫が響くのでした。
次回予告。
亮介は、書類整理にそれを見つけた。
それは、一人の女性がたった一人で赴いた戦争についてのレポートだった。
それを見た亮介は苦々しく思い出す・・・・・・・。
あの日の、出来事を・・・・・・・・・・・・・・。
とうとうノートに書かれた短編小説最終回《今現在》!
一月一日過酷戦場報告書也
寂しいメロディーが、今、戦場に響き渡る・・・・。