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驚け!呪いの部屋!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

恐ろしい話の始まりです。

驚け!呪いの部屋!


亮介に悶太が頼みました。

「ねぇーここの知らない部屋、教えてよ。」

なぜこんなことを言うかって、それは、本部のオフィシャルコンピューターにあった本部の地図にはまだまだ悶太の知らない部屋が乗っていたのですから。

亮介は最新刊の車の本から目をそらさずに答えました。

「んーじゃ、また今度ね。」

それは、先週言われた事とまったく同じ事でした。

又今度又今度だって、一体いつになるのか、悶太は不満そうに口を尖らせました。

ですから悶太は言い返しました。

「いやだ。今日がいい今日がいい今日がいい今日がいい今日がいい今日がいい今日がいい今日がいい今日がいい今日がいいきょ−うーがーいーいーーーーーーーー。」

悶太はじたばたと手足を振りまくりました。

そこで亮介は一つの部屋の存在を思い出します。

「おい、悶太、絶対に後悔するなよ・・・・。どんな事があっても・・・・。」

精一杯脅かしたつもりでしたが悶太はけろりとうなずいて言いました。

「うん。」


亮介はジャックの電源を通信に変えて、総員に伝えました。

「Pー177の操縦に入ってくれ。」

「了解。」

総員、配置に付きました。

これで準備は万端です。



「ね、亮介ここなの?」

亮介は悶太の手を引いてP−177の部屋の前にいました。

「そうだよ、悶太。」

亮介は思わず顔がニマニマしてしまいます。それが気づかれないか、内心はらはらです。


「COME・ON COME・ON。」

八迫がジャックに通信して来ました。

「いいわよーン。」

理緒が、くぐもった声で。

「ふごっあからぱさなはらでっぽーう。」

もはやいみふめいです。

亮介がドアの中に悶太を招き入れ、閉めました。

「ぎゃう!な・・何するの?亮介?あっ!嫌!」

その声は後半、泣いています。

「秘密の部屋、隠された部屋なんてものはない!わかったか?」

亮介が叫びました。

亮介には見えないのにうなずいた悶太。しかし、下半身どころか全身に何かが乗っかっています。もう、なきまくりです。

中で、かなり襲われている悶太でした。




その日を境に、悶太は、秘密の部屋、隠された部屋について一切聞かなくなったのでした。


次回予告!

竜太に勉強を言いつけた八迫、理緒はどこかへと消えた。後をつけていくと、そこでは恐ろしい計画が、亮介含む三人によって行われていた!

竜太は、その計画をとめられるのか!


躾File竜太   

乞うご期待してくださいますです。

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