悶太と秘密の地下の部屋!
これは、授業中にノートに書いたものです。
祝日のところが、運動会だった事から、そこらへんの季節かもしれませんね。
数学のノートに書かれたこの短編はノート一ページだったのに改めて書くとこんなに多くなりました。これじゃ、本編一話より長いか短いか同じくらいじゃないんですか?という自己質問に自分で答えられない私が少し恥ずかしかったりするのですが。まあ、気にしないで読んでくださいね。
ちなみに後四話ぐらい残ってますよ。数学のノートに二話。別のノートに二話。
悶太と秘密の地下の部屋!
あるところにある、切り裂きジャック本部で一人の少年悶太が決して入ってはいけないと言われている地下の部屋がありました。
ある日、とても暇だった悶太は、とても親しい亮介に聞きました。
「ねぇ、何で入っちゃいけないのぉ?」
と、そう聞きました。
けれども、そのときの亮介の答えは、
「入ってはいけないのはとっても危険だからだよ。」
という答えでした。
その後、八迫、理緒、役に立たないだろうけれど一応竜太と、聞いてみました。けれど、その答えはほぼ同じでした。
けれど、竜太からの答えは、何か裏があると思いました。
「な・・・なんにもなかっぱらがったよう・・・・。」
冷や汗だらだらで、竜太は答えてくれました。
そして走り去っていった後に小さな水溜りが出来ました。
それを見て、悶太は決心しました。
今日こそは入ってやると!
しかし、悶太は眠いので寝てしまうのでした。
けれども今日は違います。明日は祝日だから、遅くまで起きているのです。
昼寝もたっぷりして、夜に備え、夜に挑みました。
そして夜です。
給仕室に潜んでいた悶太は誰かが入ってくるの音を聞き、机の下に隠れました。
そして、冷蔵庫の扉が開きました。
ハム、チーズ、燻製卵が消えます。
そして、牛乳が減りました。それは八迫の牛乳でした。
「っぷはーっ!」
それは八迫の声でした。
「やっぱり、牛乳も、エンブレムだなぁー。」
それを見ていた悶太が心臓が耳の穴、毛穴から、気色悪く出て行くかのように緊張しました。
見つかってしまったら・・・・・。
そんな心配をする悶太を他所に八迫は出て行こうとして入り口で脚をとめました。
「早く寝ないと、お化けが来ちゃうかもしれない!早く寝なきゃ、怖いいいいい!」
かなり棒読みでしたが、悶太にはそれだけで十分でした。
大好きな亮介の次にお化けが怖い悶太は、かなりの涙目です。
「ああれぇー・・・・・・・オバケー。」
八迫がまるで連れ去られたかのようにふわっと消え去りました。
悶太はついに半泣きでそして亮介の部屋に向かって走り去っていきました。
そして亮介の部屋に強引に入り込む、亮介をたたき起こして言いました。
「亮介、一緒に寝てもいい?」
たたき起こされた亮介は寝ぼけ顔でうなずいて、枕に倒れました。
中片亮介、ついに崩御!
こうして今日も悶太は眠気と恐ろしさに負け、地下へといけなかったのでした。
そして、地下室では・・・・・・
「やったねぇ。八迫。」
リオが燻製卵を頬張りながら微笑みます。
「良かったねぇーあはははは。」
竜太が笑いました。しかし八迫は手で机を叩きました。
「そんな事はいい。とっととこの問題を解きやがれ、こんにゃろう。」
この地下は、理緒と八迫が竜太の勉強を見たり半殺しにしたりする勉強拷問室だったのでした。
まだ、決して馬鹿ではない、可能性がある悶太に、この部屋は、まだまだ早すぎる、秘密の部屋なのでした。
終わり。
次回予告
次回は、悶太がまだ知らぬ、もう一つの部屋が地上にあった?そして亮介が、ついに逆襲に出た!
悶太は亮介の逆襲を避け、秘密の部屋について知る事が、はいることが出来るのか!
驚け!呪いの部屋!
乞うご期待!
誰かしてくださいね。