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夢の続き

作者: 優月

流れる水に

花びらの舟を浮かべ

心を乗せて伝えることができたなら



月が綺麗な夜は

思い出してしまう



繋がっていたい

繋がっていたいのに

いつの間にか変わってしまう


離れてしまう


細やかな幸せが壊れていく



泣いても、叫んでも虚しくて、言葉をのみこんだ


手放した全てを、大切な絆を

深く海の底に沈めた


季節は巡り、桜並木のあの道を手を繋ぎ歩く夢を見て、息苦しさに目をさます。


朝がくることが寂しくて、苦しくて夢の中にずっといたいのに


今日も朝日を睨みながら



痛みばかりの現実世界を生きる


少しずつ失って

少しずつ忘れて

はらはら音もなく散りながら



明日に倒れ込むように今日を生きる

ありがとうございましたo(^-^)o

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― 新着の感想 ―
[良い点] 最後の一行が良かったです。 [一言] 言葉をもっと開いてみては、いかがでしょうか。
[良い点] 「明日に倒れ込むように今日を生きる」 この言葉が、自分の今に重なって、心に染み渡りました。
[良い点] 痛みばかりの現実世界――とても切ないですね。でもなぜかひどく共感します。
2015/04/11 22:26 退会済み
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