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新世紀日米戦争  作者: 007
第1章 対立
7/79

解説 連合艦隊史3

『85式艦上戦闘攻撃機烈風

全長18メートル

全幅11.55メートル

全高4.8メートル

乗員2名

最大速度マッハ1.8

巡航速度880キロ

航続距離3900キロ

実用上昇限度15000メートル

武装

20ミリガトリングガン1門

ハードポイント14箇所

兵装搭載量8200キロ


第4次国防力整備計画で実用化された艦上戦闘攻撃機である。時期的にアメリカ合衆国海軍のF/A-18を後追いするように開発が行われた為、性能面では上回るように開発された。烈風は大日本帝国海軍連合艦隊が敗戦後の復活から開発し続けた、艦上戦闘攻撃機として 理想的な性能を有するに至った。また烈風の拡張性の高さと発達余裕の大きさは歴代の艦上戦闘攻撃機以上あり、2005年には05式艦上戦闘攻撃機烈風改として生まれ変わっている。これはアメリカ合衆国海軍がF/A-18をE/F型に発展させた時は、A-D型の基本設計から全面的に再設計することで開発したのとは大きな違いであった。

烈風は日本の機体としては初めてフライ・バイ・ワイヤ(当初はアナログ型)を使用することで、優れた操縦性を実現している。双発で大型の機体ながら連合艦隊のドクトリンとして、機体性能のみならず推力偏向ノズルを搭載しており、中距離以下での圧倒的な格闘戦能力が与えられていた。



83式艦上攻撃機流星改

全長16.8メートル

全幅16.5メートル

全高4.75メートル

乗員2名

最大速度1003キロ

巡航速度720キロ

航続距離4930キロ

実用上昇限度12600メートル

武装

ハードポイント14箇所

兵装搭載量18300キロ


第2次国防力整備計画で実用化された艦上攻撃機であるが、第4次国防力整備計画に於いて発展改良が行われて実用化された。改良前に比べて兵装搭載量・急降下爆撃・低空進撃・対艦攻撃・対地攻撃能力が圧倒的に向上した。アメリカ合衆国海軍の攻撃機と違い双発大型の機体であり、兵装搭載量は隔絶していた。改良前の流星との唯一の違いは、核兵器運用能力が排除された点である。長期間に渡り連合艦隊空母機動部隊の攻撃機として運用されてきたが、前述した烈風の改良型である05式艦上戦闘攻撃機烈風改が実用化されるとそれに統一され退役している。



73式艦上電子戦機

全長17.6メートル

全幅15メートル

全高4.7メートル

乗員4名

最大速度890キロ

巡航速度630キロ

航続距離4680キロ 

実用上昇限度11500メートル

武装

ハードポイント4箇所

兵装搭載量3350キロ


第3次国防力整備計画で実用化された艦上電子戦機である。開発経緯はベトナム戦争への北爆時にアメリカ合衆国海軍が投入した電子戦機の威力を目の当たりにしたからである。それを受け流星の機体を改造し開発されたのが、73式艦上電子戦機となる。73式艦上電子戦機の主要な目的は、電子妨害および敵防空網制圧である。電子妨害用機材の中心となるのは甲型戦術電波妨害装置であり、これのコンピュータと受信アンテナ部分を機内に搭載し、受信した電波源の測定などを行う。妨害電波の発信は、機外ポッドから行う。各ポッドは2基のアンテナを持ち、サブタイプごとに対応する周波数帯が異なる。このほかにも、乙型通信妨害装置などを装備する。要員は、前席の1名が通信妨害、後席の2名が電子妨害を担当する。

物理的な攻撃兵装として、対レーダーミサイルも搭載で可能で、自力で電波源への攻撃も行える。





74式艦上早期警戒機

全長16.9メートル

全幅22メートル

全高5.1メートル

乗員5名

最大速度603キロ

巡航速度520キロ

航続距離3720キロ

実用上昇限度12800メートル


第3次国防力整備計画で実用化された艦上早期警戒機である。機体背面に大型の円盤型レドームを有し、強力なレーダー・電子機器により、対空警戒・監視を行なう。乗員はパイロット2名のほか、3名のレーダー手が乗り込む。




72式艦上対潜哨戒機

全長16メートル

全幅19.9メートル

全高6.3メートル

乗員4名

最大速度930キロ

巡航速度780キロ

航続距離4920キロ

実用上昇限度13900メートル

武装

ハードポイント6箇所

兵装搭載量5820キロ


第3次国防力整備計画で実用化された艦上対潜哨戒機。ソ連海軍潜水艦を制圧するべく開発され、空母機動部隊にさらなる能力を与える事になった。





75式艦上空中給油機

74式艦上早期警戒機の機体を流用した艦上空中給油機である。早期警戒機として必要な電子機器を全て外し、燃料タンクを大幅に拡大して空中給油システムを搭載している。




75式艦上輸送機

74式艦上早期警戒機の機体を流用した艦上輸送機である。早期警戒機として必要な電子機器を全て外し、パレットを3枚か座席設置時には42名まで搭載可能である。




66式艦上汎用ヘリコプター

全長14メートル

全幅12.9メートル

全高4メートル

乗員2名

最大速度283キロ

巡航速度219キロ

航続距離1130キロ

実用上昇限度4920メートル


第2次国防力整備計画で実用化された艦上汎用ヘリコプターである。捜索救難や航空救急、射弾観測、連絡輸送、偵察など、多岐にわたる任務を担当する汎用ヘリコプターとして開発された。』

広瀬由梨絵著

『連合艦隊史』より一部抜粋


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