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新世紀日米戦争  作者: 007
第1章 対立
14/79

解説 陸軍兵備2

『86式自動小銃

全長788ミリ(ストック折り畳み時)963ミリ(ストック展開時)

重量3.6キロ

口径7.62ミリ

使用弾薬7.62✕51ミリ弾

装弾数30発

発射速度690発/分

有効射程780メートル


第4次国防力整備計画で実用化された自動小銃である。第1次国防力整備計画で実用化された61式自動小銃の後継として開発された。使用弾薬は日米同盟時に弾薬が共有出来るように、7.62✕51ミリNATO弾を採用。日米同盟破棄後も使用弾薬は変わらずに使用している。

大日本帝国が自動小銃の弾薬に5.56ミリ弾では無く、7.62ミリ弾を採用している理由としては。全自動射撃時の制動性さえ問題なければ、対人用途の弾薬として最もバランスの取れた有効射程と、殺傷能力を有しているからである。対して5.56mmのような高速小口径弾は200mを超えるような長距離射撃になると、弾頭の軽さから命中精度が悪化し、殺傷能力も急激に低下する。これは、大国の正規軍はもとより、中小国のテロリストや軍閥・武装勢力といった非正規軍においてすらも、高性能ボディアーマーの普及した現代においては無視できない欠点となる。威力と言う点では、敵兵に対して効果的なストッピングパワーを発揮する為に7.62ミリ弾が採用されている。拡張レールが標準装備されており、各種アタッチメントが取り付け可能である。

大日本帝国では陸軍・海軍・空軍・海兵隊全てが採用しており、警察や海上保安庁も採用している。また海外輸出も積極的に行われており、亜細亜諸国を中心に中東・アフリカ各国にも輸出されている。




88式自動拳銃

全長220ミリ

重量950グラム

口径9ミリ

使用弾薬9✕19ミリパラベラム弾

装弾数15発

発射速度40発/分

有効射程50メートル


第4次国防力整備計画で実用化された自動拳銃である。ドイツが開発し世界で最も広く使用されている、9ミリパラベラム弾を採用した。この弾は反動が比較的弱いが、非常にフラットな弾道を示す。優れた点は、小さく多弾装化が容易であることと、実包の製造に大した原料を必要としないところにある。

拡張レールが標準装備されており、各種アタッチメントが取り付け可能である。大日本帝国では陸軍・海軍・空軍・海兵隊全てが採用しており、警察や海上保安庁も採用している。また海外輸出も積極的に行われており、亜細亜諸国を中心に中東・アフリカ各国にも輸出されている。




87式散弾銃

全長890ミリ(銃床収納時)1010ミリ(銃床延長時)

重量3850グラム

口径12ゲージ

使用弾薬12ゲージ弾

装弾数7発

有効射程50メートル以下


第4次国防力整備計画で実用化された散弾銃である。使用頻度は低いが室内戦や突入時に最適な装備とされている。大日本帝国では陸軍と海兵隊・警察が採用している。輸出は振るわず、中華連邦が採用したのみである。





85式機関銃

全長1280ミリ

重量12キロ

口径7.62ミリ

使用弾薬7.62✕51ミリ弾

装弾数200発

発射速度970発/分

有効射程3900メートル


第4次国防力整備計画で実用化された機関銃である。歩兵部隊、戦車の同軸機銃、車両・ヘリコプター・舟艇への搭載用まで幅広く運用されている。

陸軍では分隊支援火器としても運用しており、重量にやや難点があるがその火力により愛用されている。大日本帝国では陸軍と海兵隊のみが採用している。輸出は好調で採用国は多い。




89式狙撃銃

全長1086ミリ

重量6.11キロ

口径7.62ミリ

使用弾薬7.62✕51ミリ弾

装弾数20発

有効射程900メートル


第4次国防力整備計画で実用化された狙撃銃である。ボルトアクション方式では無く半自動式狙撃銃として開発された。開発経緯は第4次国防力整備計画が開発期間中に勃発した日中戦争にあった。日中戦争で大日本帝国による攻撃で共産党の支配力が弱まった結果民主派が蜂起し、共産党との内戦に発展した。そして内戦では市街戦が多発した結果、大日本帝国が提供した武器にあった従来のボルトアクション方式の単射狙撃銃では、命中精度は高くとも交戦距離の短い近接戦闘が多発する事態においては連射速度の遅さから、共産党人民解放軍が装備していたドラグノフ半自動狙撃銃に対し不利であった。この事はI3の現地工作員が詳細な報告書を提出した。これを受け半自動セミオート式の高精度自動小銃が狙撃銃として必要不可欠になると分かり、第4次国防力整備計画で半自動方式の狙撃銃の開発が行われたのである。

その結果、実用化されたのが89式狙撃銃であり、大日本帝国では陸軍と海兵隊が採用。そして開発するきっかけとなった中華連邦を中心に亜細亜諸国に輸出されている。』

広瀬由梨絵著

『大日本帝国陸軍史』より一部負担

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