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僕は、いつだって・・
僕は、仕事も家庭も順調だった。
僕の生き方。
長いものに、巻かれる・・
人生そこそこ。
初めから、僕は、能力がないわけではないのだ。
だから、それで、全てが上手く回る。
理にかなっていることだ。
ある朝、仕事に行こうとすると、妻が、僕に顔を寄せて言った。
「あなた、あのね、妊娠したの・・」
少し照れて言う、その仕草が可愛かった。
僕は、妻を抱き締めた。
幸せ、この上ない瞬間。
僕は、人生の醍醐味を、体験している。
そう、僕の人生は素晴らしいんだ!
時が進む度に、そう思う。
妻にキスをして、僕は、家を出た。




