第40話 戦争の準備
リズにカンボナ王国が兵士や武器を増やし、砦を築いて、戦争の準備をして我が国を征服しようとしていると話すと、リズは心配せずにあっけらかんとして。
「フーン、心配ないわ。カンボナ王国は可哀想ね。だって負けるのは決まっているのに、リオンはこの世界で最強の魔法使いで側近たちも強い魔法使いでしょう。戦争になったなら魔法で敵を簡単のやっつけられるわ。それともカンボナ王国にリオンより強い魔法使いがいるのかしら」
俺は戦争に魔法を使うのを完全に忘れていた。そういえば忘れていたが、アヤノがカンボナ王国は剣や武術の強い者を大事にして、武器の開発に力を入れ魔法使いを冷遇していると言っていた。
考えてみれば此の世界には魔力があり魔法がある。その魔力で明かりを灯す魔道具やその他の魔道具があるのだ。
土魔法で農業や建設を発達せて冒険者は魔物を狩り、魔石を取ってその魔石を使って色んな魔道具を作っている。
今は病気も治癒魔法で治して俺の予防医学や医者は確かに役に立っているが補助的なもので怪我や病気を治すのは治癒魔法だ。
どうやら俺は勘違いをしていたようだ。
この世界では魔力が主役で魔力を含んだ魔石、魔力使った魔法が何故あるのか考えなかった。前世の知識に囚われて科学で作る兵器や医療を重要視して魔法を軽視していたみたいだ。
リズの方がこの世界を理解していたみたいで、俺はリズの言葉で遅まきながらこの世界を理解した。
魔力を理解した俺は魔法を見直して魔法の力を上げてこの国をと国民を守る為に戦争で魔法を使おうと思ったのだ。
兵器も魔石を使った兵器を開発してみよう。
次の日から忙しい合間に側近と一緒に魔法を訓練し始めた。
魔法の訓練をして4カ月、俺は土魔法と火魔法を合わせて流星群を作る事に成功した。
その威力は凄まじく小さな山がなくなる程で1万から5万の兵士を倒せるだろう。
側近の魔法の威力も上がりこれなら戦争に勝てるだろう。
シモンは年なので除いて久しぶりに自分とリズと、側近のステータスを見て見ると。
名前 リオン・クロード
★アマリア女神の加護持ち
性別 男
年齢20歳
称号 クロード帝国、皇帝
レベル:120/∞
魔力量 1,000(最大1,000)
統率力 90 威圧力 90
武力 100(剣 99。軍事力100)
体力 90 知性 90
精神 90 指導力 90
運 80 誠実 80
スキル
言語翻訳(どんな言葉でも読み書きができる)
鑑定(他人のステータスを見られる。善人か悪人、味方か敵か判別できる)
火魔法 99 風魔法 99
空間魔法 99 水魔法 99
土魔法 99
名前 リズ・ハイネ
性別 女
年齢20歳
称号リオンの妻、皇妃
レベル:80/100
魔力量 800(最大1,000)
統率力 70 威圧力 60
武力 60(剣 50 軍事力70)
体力 80 知性 80
精神 80 指導力 80
運 90 誠実 90
スキル
聖魔法90
名前 ラオス・ハイネ
性別 男
年齢28歳
称号 剣聖
レベル:80/100
魔力量 800(最大1,000)
統率力 80 威圧力 70
武力 70(剣 90 軍事力70)
体力 70 知性 80
精神 80 指導力 70
運 70 誠実 90
スキル
火魔法 90
名前 アヤノ・クリス
性別 女
年齢29歳
称号 第5皇子の側近
レベル:70/100
魔力量 700(最大1,000)
統率力 70 威圧力 60
武力 80(剣 70。軍事力50)
体力 70 知性 70
精神 80 指導力 70
運 75 誠実 90
スキル
水魔法 70
名前 リンダ・グレン
性別 女
年齢35歳
称号 第5皇子の側近
レベル:90/100
魔力量 900(最大1,000)
統率力 60 威圧力 70
武力 85(剣 80。軍事力70)
体力 70 知性 70
精神 80 指導力 70
運 70 誠実 80
スキル
火魔法90 水魔法 80
名前 バース・ノエル
性別 男
年齢25歳
称号 剣豪
レベル:85/100
魔力量 800(最大1,000)
統率力 60 威圧力 60
武力 85(剣 90。軍事力85)
体力 80 知性 50
精神 70 指導力 60
運 80 誠実 90
スキル
水魔法 80
いやー、驚いたぜ! 俺のステータスが凄い事になっていて皆のステータスも信じられ程、上がっている。
俺は日ごろから魔力を上げる訓練をしていたが皆は魔法訓練していたみたいだ。
此れなら俺と側近だけでカンボナ王国に勝てるかも知れない。
読んでいただきありがとうございました。
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