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蕾の涙

作者: 無琴凪

 5万年蕾の花が有る。その蕾は人の感情を吸い取る。声に出せない悲しみから、赤子誕生の歓喜まで。それが花を咲かせてくれない、その花が咲き頃は人間が感情を持たなくなった時だ。  


 蕾は悲しみを無くす効果がある、嬉しさは増幅させる効果がある。


 儚い声で歌う彼女は感情を持たない。


 持たない


 持てない


 蕾は1人の人間の感情を喰らった。約70億人の感情は、、、いや今まで5万年の人間の感情は蕾を人間にしてしまいました。


 感情を喰らわれた彼女はその代わり溜まりに溜まった負の感情を持ちました。感情を持てなくなったのではなく、彼女自身が感情を取り入れようとしなくなったのでした。


 蕾は可憐な美しい女性に、女の子は溜まった感情を吐き出すマシーンになりました。


 彼女の歌う曲は、聞いた人に絶望を与える。


 蕾がしゃべる言葉には沢山の賞賛が。


 良い感情を増幅させる蕾がない、だから人は足りなく感じる。何も知らない人間たちは蕾に頼る。





 そして2人はある時、涙をこぼしました。2人ともその行動がもういらない物なのに。


 何の為にこぼす涙だったのだろう?

パッと思いつき、パッと書いた。特に中身の無いもの。

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