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1 土下座した美女

初心者が思いつき始めた物語です気軽に読んで下さい。


アタシは今混乱しています。

何故ならば目の前で土下座をしている女の人がいるからです。


えーと混乱している場合じゃない!!

考えろ!確か、会社が倒産して再就職の為に就活してて内定が貰えず自暴自棄に陥りふて寝したまでは覚えてる!なら…この人誰!?



「不法侵入者!!」

『イエ、ワタシハフホシンニュウシャデハアリマセン』

「片言分かりづらい!!外国の人!?何で出会い頭に土下座なの!?」

『コノタビハワタシノギョウムフビガゲンインデアナタニタイヘンナゴメイワクヲオカケシタコトニタイシテコウシテシャザイシテイマス』

「だから!片言分かりづらい!!読者にもっと配慮してあげて!カタカナ追いかけるの大変なんだから!!」



もう、わけ分からない何で家で金髪の美女がアタシに対して土下座の謝罪してんのよ?

しかも、片言で聞きとりづらいし。

だいたい何で土下座?理由を説明して頂きたいんですけど。



『シツレイシマシタ、テキオウスルノヲワスレテイマシタショウショウオマチクダサイ……コレで聞き取りやすくなりましたでしょうか?』

「あっ、聞き取りやすくなった、じゃあ頭を上げて説明してくれないですかね?」

『はい、私ランウェルウと申しまして別の世界で貴方様の世界で言う神でして世界の管理者をしております』

「はぁ、で?その世界の管理者が何の御用ですか?てか、何時までもこの体勢も何なんでお茶でも飲みながら落ち着いて話しましょう!!」



アタシはベッドから下りて寝室から出ると…あら不思議何も無い空間がこんにちわ………。

なぜだ!!アタシの家は何処に繋がっているの?

アタシが集めたアニメ漫画のグッツちゃんやプレイ中のゲーム達は何処に?

就活中の唯一の癒やしは何処に!?



『ごめんなさい、この原因をつくったのが私で御座います』

「どういう事ですかね?アタシの大切な物たちはどちらに?」

『説明させて頂きます』



何でも、自分の世界管理中に不備を見つけて修正削除をしていたが久し振りの作業だった故に力が暴走し、パニックを起こしながらも力を押さえ込もうとした時に運悪く他の神が管理している世界の住人で有るアタシの存在を消してしまったとの事…肉体を失い親姉妹や友人の中からもアタシという存在が消えていて、魂だけの存在のアタシを回収しコノ空間に囲っているそうだ。

この女神どうしてくれようか?現在進行形で素晴らしい土下座を披露はしているが。



『本当にごめんなさい!!』

「アタシの33年間が無かったことに……ろくな人生では無かったかもしれないけど……無くなったって…ハハ」

『スミマセン、スミマセン、ごめんなさい!!』

「ゴメンですめば警察いらないでしょー!!!」



キャパオーバーを起こして泣きましたよ!力いっぱい泣き崩れましたよ。

泣きながら女神をコレでもかって位罵りまくりましたとも。


落ち着きを取り戻し女神の話も聞く気になって来た頃には冷静さも戻ってきて今後の事を考えられるようになってきていた。

元の世界に帰ることは不可能で、元の自分に戻ることも不可能らしい。



『私達管理者の中でも今回の件は大事件でして、つきましては当事者である私の方から謝罪及び今後の賠償と保証に付いて説明させてください』



女神は今回の責任を取り罰としてアタシに賠償と保証をしなくてはならないらしい。

簡単に言うとアタシの保証人(保護者)になると言う事。

新しい世界に転生か転移させる用意ができているとの事。

アタシの希望する物は用意できる範囲で必ず用意してくれるという。



「転生か転移って」

『はい、私が管理者をしている世界になります。

簡単に言いますと貴方様の世界でRPGゲームに似た世界になります。お好きな方を選んでいただき移住して頂けます』

「因みにこのままでって言ったらどうなりますか?」

『このままですか!?えっと、申し上げにくいのですがソレは不可能です。魂だけの存在になってしまった貴方様はそのままでは存在を維持が出来なくなりやがて消滅します』

「ヤッパリそうなるよね…」

『転生にするにしろ転移するにしろ種族を選んでいただきソレから細かい事を決めて行きたいと思います。

コチラが種族一覧なりまして、コレが貴方様の現在のステータスです』



名前―桜咲 綺羅(オウザキ キラ)

種族―

称号―神々の愛し子


職業―

属性―全属性(火、水、風、土、氷、雷、光、闇)


アルティメットスキル

女神之祝福、神々之知恵、神々之宝物庫、祝福之庭園、神之贈物


ユニークスキル


スキル



「何か、既にとんでもない物がくっついてるんですけど…これ何ですかね?」

『今回の賠償として既に支払われている者に成ります。

女神の祝福以外は他の神々からの謝罪スキルに成ります』

「既に支払われた賠償すごい予感!!!」

『1つ説明いたしますと、神之贈物ですが貴方様の世界の神から贈られたスキルでこちらお使いになった方が早いですね』

「使うってスキル名でも言えば良いのって………え?」



目の前に急に飛び出してきたのは、アタシの愛用していたスマートフォンである。

うん、間違いなくアタシの画像ファイル動画ファイル全てそのまま…でもおかしいな、別のメモリーに入れていたヤツも入ってるんだけど…?あれ?



『貴方様の世界の神が神通力で改造を施しスキルに変換した物になりますのでメモリーの制限はなくバッテリーに関しては貴方様の魔力で補う事が可能です。

今までと同じ様に使えて、万が一紛失盗難にあいましてもスキルですので解除してしまえば貴方様の元に戻ってきます』

「いたれりつくせり!?異世界で異世界の知識と技術が引き出せてしまう!?大丈夫なのそれ!!」

『大丈夫です。既に他の神々の了解は取ってありますし、貴方様が悪用する様な方では無いことは確認済みです』

「了承済みなんだ良いんだコレ…」

『いい忘れましたが女神之祝福を簡単に説明しますと環境に適応して健康な体に不老を得ることです』

「何処からツッコめと?」



既にチートスキルが手に入っているんですけど…

楽しんで頂けましたか?

誤字等おかしな点が御座いましたらご連絡下さい。

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