兵器創造~前編~
「こちらになります」としばらく経った後メイドに案内されてここに来た。「食事等もここで済ませたいので持ってきていただけますか?」と言うと「かしこまりました」と言われたので案内された部屋?倉庫?に入る。「すげぇ」思わず声が漏れてしまったが刃こぼれした剣、斧、大楯等の武器や大量の鉄の粉等の鉱物、そして大量の魔法やこの世界の本。さすが王宮?なだけあってこのような物は大量にある。
さて作業に取り掛かるか。
ここで数時間掛けて読んだ魔力について話そう。
魔力とは体内をめぐる血のようにあり魔力切れを起こすとぶっ倒れるらしい。魔力切れというのは、魔法等で体内の魔力を使い切った時に起こるらしい。また魔力を魔法に変える時にする動作を魔力操作というらしい。魔力操作を使い続けると魔力を使い盾を作ったり、体を被う鎧を作ったり出来るらしい。しかも、この魔力操作の技術が高い程少ない魔力でより威力のある魔法が打てるらしい。さて早速魔力操作してみますか。
体内をめぐる物を捕まえ放出するイメージで。
魔法を放つには放つ魔法をイメージしていなければ使えない。
視界を被うような闇。今なら魔法が打てる気がする。
相手の視界を闇に染める魔法「ダーク」
手に黒い靄が出来る。魔法が発動したらしい。
今度は吹き荒れる風をイメージして放つは風
「ウィンド」手から風が出る。これで魔法が使えると分かった。さて応用行ってみよう。
彼の魔法は可笑かったのだ。普通魔法は詠唱を必要とし、魔力も多く使うが彼は無意識に魔力を操作していた。これが、周りが彼を神童という所以だろう。
本に書いてあった魔力操作を極めるとしよう。
まず魔力を全身にめぐらせる。もとある魔力を圧縮して魔法の威力を底上げする。「魔力操作を獲得した」と脳内にメッセージが来た。さて極めますか。
気がつくと夜になっていた。スキルは極になっていて、恐らく5~7時間位やっていただろう。
おかげでやれる事がかなり増えた。さぁ作っていこうか
大河は魔力操作をマスターしました。
さて次に出来る兵器は?
手に入れたスキル
魔力操作:極
スキル紹介
魔力操作:魔力を操作する技術。魔法の効率化や防御さらには攻撃にも変えられる魔法使いに必須の技術。
吸収:全てを呑み込みその能力を得たり物を増やしたり出来るスキル。彼の場合他人の技術を見てそれをスポンジのように吸収しさらに芸術の域まで昇華させることから得たスキル。ただ能力を得る段階で体が耐えられない物は吸収出来ない。