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恋するメイドくん。  作者: 藤代景
4/8

第4話 メイドくんとゲームセンター

 放課後。

 今日はバイトもないしまっすぐ帰ろうかな、と帰りの準備をしていた時だった。


「志季!今から帰りか?」

「うわっ!?」


 突然夏輝くんが机にやって来た。


 び、ビックリした~……!!学校ではほとんど関わらないんだろうなって思ってたから油断してた……。まあでも、普通に考えれば一緒のクラスだし席も近いんだからそりゃ話すよね。


「夏輝くん……!う、うん。今から帰るところ。夏輝くん達も?」


 夏輝くんの後ろにいる智秋くんと冬里くんを見ながら聞いてみる。うーん、やっぱり男子この姿は見慣れないなぁ。


「そう!今からみんなでゲーセン行こうって話してたんだ。市塙は?」

「みっちゃんなら部活に行ったけど……」

「じゃあ志季は一人ってことだよな?」

「う、うん?そうだけど……?」

「なら一緒にゲーセン行こうぜ!」

「えっ!?」


 夏輝くんの提案に思わず驚きの声を上げる。

 お誘いは嬉しいけど……男子水入らずのところに私が入っちゃってもいいのかな……?


 不安になって後ろの二人を見るけれど、冬里くんは相変わらず「俺は別に構わない」とどうでもよさそうな顔をしているし、智秋くんは「まあ……別にいいけど……」とそっぽを向いている。


 これは……良いってことなんだろうか。


「みんながいいなら……お言葉に甘えようかな」

「良いに決まってんじゃん!じゃあ行こうぜ!」

「ちょ、ちょっと!夏輝くん!」


 夏輝くんは私が止める間もなく走って行ってしまった。あまりの速さに唖然とする。……というか、先に行かれたら場所分かんないんだけど……。

 そんな私の心配を察したのか、智秋くんが「あー、大丈夫だ」と頭を掻いた。


「ゲーセンの場所なら俺が覚えてるから」

「よ、良かった……」

「ほら、冬里。行くぞ」

「……ああ」

「(めちゃくちゃフラフラしてる……!危なっかし過ぎる……!!)」


 眠たそうに歩く冬里くんの手を引っ張りながら智秋くんの後ろをついて行った。




 ◆    ◆    ◆




 ゲームセンターに着いた夏輝くんは目を輝かせながら中に入って行った。


「夏輝くん、めちゃくちゃテンション上がってるね」

「精神年齢が小学生だからな。あと馬鹿だし」

「何っ!?馬鹿って言うほうが馬鹿なんだからな!!」

「ほら、返しが馬鹿だろ」

「……ブーメラン」

「はあ!?誰が馬鹿だ!!」


 目が完全に覚めたのか、冬里くんは怒る智秋くんを無視してゲームセンターをキョロョキョロと見渡した。


「冬里くん、どうしたの?」

「……ゲームセンター、初めて来た」

「え!?そうなの!?」


 冬里くんの言葉に驚いて思わず声を上げる。


 ……だけどよくよく考えてみれば、冬里くんがゲームセンターに来てるほうが想像つかないかも。めんどくさがりだし運動系ってわけでもなさそうだし……夏輝くんに誘われたから来てみただけかな。


「そういうことなら俺が遊び方教えてやるよ!」

「夏輝くん……!」

「つーわけでパンチングマシンで勝負しようぜ!!」

「夏輝くん!?」


 夏輝くんは冬里くんの腕を掴むとそのままパンチングマシンまで全力で走って行ってしまった。

 もしかして冬里くんをゲームセンターに誘ったのって、ただ冬里くんと勝負したかっただけ……?


「夏輝はいつもああだから慣れたほうがいいぞ」

「う、うん……。そうする……。ちなみに智秋くんはゲームセンターに来たらいつも何してるの?」

「何って……まあ、格ゲーとか……?」

「格ゲーできるの!?凄い!二人が勝負してる間見ててもいい?」

「はあ?……ま、まあいいけど……その代わり静かにしろよ。隣で騒がれたら集中できねーから」


 智秋くんは私から目を逸らすと近くのゲーム機の前に座って操作し始めた。


 普段から相当遊んでいるのだろう、その手さばきはかなり手慣れているように見える。綺麗なコンボが決まる度に「凄い!」と言いそうになったけれど、智秋くんに騒ぐなと言われている為何とか口を閉ざす。


「……ふう」


 難なくラスボスを倒してエンディングを迎えた智秋くんはボタンから手を離した。その瞬間、私はずっと言いたかったことをやっと口にした。


「凄いね、智秋くん!あっという間にエンディングまで行くなんて……!」

「は、はあ?べ、別に……凄くなんて……」

「私からしたら凄いよ!プロみたいだった!」

「っ……!!」


 すると智秋くんは顔を真っ赤にして勢いよく顔を逸らした。


「あ、ごめん。褒め過ぎた?」

「べっ、別に嬉しいなんて思ってねぇからな!勘違いすんなよ!!」

「テンプレみたいなツンデレ……」

「おーい!智秋、志季~!」


 相変わらずツンデレしてる智秋くんを見ていると、向こうから夏輝くんが冬里くんを引き摺りながらやって来た。冬里くんは何の抵抗もせずされるがままだ。なんか人形みたい……。


「こっちに来たってことは……終わったの?」

「そ!結局負けちまってさ。やっぱ冬里は強いな!」

「どうでもいい……眠い……」


 アマリリスの机を割った二人がパンチングマシンで勝負って……。よく考えたらだいぶマズくない?大丈夫?マシン壊してない?無事??


「よし!次はあれやろうぜ!」

「は!?ちょっ、待てって!引っ張んな!」


 そんな私の心配を他所に、興奮気味の夏輝くんは智秋くんを引っ張り走って行ってしまった。


「…………」

「…………」


 その場に残った私と冬里くん。……若干気まずい。

 なんだかんだバイト中話してるし、普通に友達の関係にはなれてる……はず。とはいえ二人きりはまだ流石に気まずい。


 それに冬里くん、眠たそうだし……。余計なことしないで休ませてあげたほうがいいかな。


「冬里くん、眠いならあそこのベンチで寝る?」

「…………別にいい」


 それより、と冬里くんは私の腕を軽く引っ張った。


「欲しいものあるか?」

「え?欲しいものって……」

「クレーンゲーム。眠気覚ましにやるから」


 目を擦りながらも淡々と告げる冬里くん。……それはつまり、私の欲しいものを取ってくれるってこと?

 ふふ……やっぱり優しいなあ、冬里くん。眠いのに私のこと考えてくれるなんて。


「えっと……じゃあ、あの黒い猫のぬいぐるみが欲しいな」


 傍にあったクレーンゲームを指差すと、冬里くんは「分かった」とだけ言って向かった。その後ろをついて行く。


「……何でこのぬいぐるみが欲しいんだ?」


 操作を始めた冬里くんがふと口を開いた。

 あれ……珍しいなあ。冬里くんのことだから私が欲しがった理由とか全然興味ないと思ってたのに。


 そんなことを思いながら「えっと……」とぬいぐるみを見つめる。


「なんていうか……冬里くんに似てるから気になって?」

「……俺に?」

「うん。黒くて赤い目の子でしょ?だから」

「……そうか」


 彼はそれだけ言って操作に戻った。

 相変わらず興味無さそう……。暇潰しに聞いただけかな?


 そうこうしている内に、冬里くんはあっという間にぬいぐるみを取ってしまった。苦戦することもなく、本当に一瞬だった。

 冬里くん、クレーンゲーム得意なんだ……なんか意外。ぬいぐるみを受け取りながらそんなことを考える。


「ありがとう、冬里くん」

「……別に」


 冬里くんはぬいぐるみをじっと見ると、「大事にしろよ」と呟いた。一瞬、その言葉の意味が分からなくて首を傾げる。


「(……あ、もしかして……!)」


 私が「冬里くんに似てる」って言ったから?


「……ふふ」


 冬里くんのこと、ずっと何考えてるか分からなくて怖いって思ってたけど。ちゃんと接してみれば分かる。

 冬里くんは優しくて、素直で、ちょっぴりお茶目な人なんだってこと。


「うん、もちろん。大事にするね」


 冬里くんと距離が縮まった気がして、嬉しくなってぬいぐるみを抱きしめた。


「………………」


 すると冬里くんは驚いたように目を見開いて……自分の胸にそっと手を当てた。「どうしたの?」と聞いてみたけれど、冬里くんはそれには答えず不思議そうにするだけ。


「…………なんか、変」

「へ、変?もしかして気分悪い?」

「……違う。なんか……痛い……」

「痛い!?」

「……けど……ふわふわする、ような……」


 冬里くんが目を細めた、その時だった。


「おーい!志季~!」


 智秋くんを引き摺った夏輝くんが笑顔でこっちに向かってきた。

 ああ、智秋くんが死んだ顔してる……。一体向こうで何をしてたんだろう……。


 そんな私の心配を他所に、夏輝くんは目を輝かせながら私の名を呼んだ。


「なあなあ、志季!プリクラ撮ろうぜ!」

「えっ?ぷ、プリクラ?」

「そう!みんなとは前に撮ったことあんだけど、そういや志季とは無かったな~って思ってさ」

「も、もちろんいいけど……」


 まさか男の子からプリクラに誘われるとは思ってもいなくて動揺してしまう。


 春佳さん、夏輝くんのこと全然ギャルじゃないって言ってたけど……こうして見ると普通にギャルっぽいような。

 それとも、ギャルっぽさを研究した結果プリクラに辿り着いたのかな。


「良かった!じゃあ行こうぜ!」

「あっ!ちょ、ちょっと待っ……!」


 制止する間もなく、夏輝くんは私の手を取って走り出した。二人が心配になって振り返ると、冬里くんはいつもと同じ表情に戻っていたし智秋くんの顔色も少し回復しているようだった。


 うーん、さっきの冬里くんは何だったんだろう。


「志季はプリクラ撮ったことある?」

「みっちゃんと何回か。ただ、全然分かんないからみっちゃんに任せっきりだったけどね……」

「マジ?俺も全く同じ!」


 夏輝くんは「全然分かんねーから適当に撮ってんだよな」とお金を入れながら笑った。

 じゃあどうしてプリクラに?と聞くと、なんかギャルはプリクラで写真撮るって聞いた、とふわふわした理由が返ってきた。どうやら私の予想は当たっていたようだ。夏輝くんなりにギャルキャラを全うしようとしてるんだろうな。


「盛れる?とか映え?とか全然分かんねーけど……友達と写真撮んのは楽しいじゃん?だから友達とゲーセン来た時は記念に撮ってんの」

「え、友達?」

「?俺ら、友達だろ?」


 なんの迷いもなく当然のように言ってのけた夏輝くんに、私は思わずポカンとしてしまった。


 もちろんバイト仲間兼クラスメイトであるみんなとは仲良くなりたいと思っていた。普通の友達みたいに接したいなって。だけどやっぱり性別という壁は、自分が思っていたより大きくて。

 ずっと男子だけで仲良くしてたところに急に女子が割って入って来たら迷惑じゃないかな、とか。みんな遠慮しちゃうんじゃないかな、とか。色々考えて距離を縮めきれなかった。実際智秋くんはまだ慣れてないみたいだし。


 けれど他の三人……特に冬里くんと夏輝くんは、そんなの関係ないって顔で私と普通に接してくれる。性別とか距離感とか、そんなものないってくらい当たり前に私を友達として扱ってくれる。


 _____それが本当に嬉しい。


「……夏輝くん、ありがとう!」


 これ以上ないくらい多幸感でいっぱいになった私は、夏輝くんにお礼を述べた。

 きっと夏輝くんはどうして私がお礼を言うのか分からないんだろうな。だけど、それでいい。それが夏輝くんだから。


「……?何が?」

「私と友達になってくれてありがとう、って意味だよ」

「え~?別にそんなの礼言うことじゃなくね?」


 そう言いながらも、夏輝くんはニッと笑ってくれた。


「あ、ポーズどうする?」

「どうすっかな……いつもどんなポーズしてる?」

「うーん……ピースくらいかなあ。夏輝くんは?」

「俺もそんな感じ。じゃあそれでいいか」


 機会音声に合わせてポーズを撮る。二回ほど写真を撮って、次が最後だというアナウンスが流れた……その時だった。


「あー、でも……俺もお礼言いたいかも」

「え?」


 顔を上げると、夏輝くんが眩しいほどの笑顔を向けていて。


「志季と会ってから、楽しかった毎日がもっと楽しくなったんだ。だからありがとな!志季がアマリリスに来てくれて良かった!」

「………………ええっ!?!?」


 パシャリ。


 あまりにも破壊力の高い言葉と笑顔に固まる私を、機械は無情にも止まることなく撮ってしまった。夏輝くんも私の様子を気にすることなく「お。終わったな~」と機械から出て行く。


「?志季、どうした?」

「どっ、どうしたって……!」


 何でそんなに平気なの、と言おうとして詰まる。

 そうだ。夏輝くんは思ったことを言っただけで、そこに変な意図はない。ただ私が照れてるだけだ。


 熱くなった頬に手を当てて目を伏せる。


「な……何でもないです……」

「そうか?ならいいけど。つーか、最後ポーズ撮れてねーじゃん」


 落書きの機械の前に立った夏輝くんは笑いながら指を差した。きっと、さっき驚いて固まってしまった私のことを言っているのだろう。


「う……な、夏輝くんのせいだよ!」

「俺!?なんもしてねーって!」

「無自覚なのが一番ダメなんだよ!?」

「マジでなんの話!?」


 冬里くんも思ったことを素直に言うタイプだけど、相手を褒めたり照れるようなことはほとんど言わないから夏輝くんのほうがタチが悪い気がする。夏輝くん、勘違い製造機だな。


「うぅ……恥ずかしい……。ねえ、この写真だけ塗りつぶしていい?」

「えー?勿体ないじゃん。せっかくだしこれも思い出として残しとこうぜ」


 う……この姿を残すなんて恥ずかしいけど、夏輝くんがそう言うなら……。……まあ、これも友達記念の思い出だと思えば恥ずかしさも段々消えていくかも?


「おい、そろそろ帰るぞ」


 落書きを終えてプリントされた写真を取っていると、眠たそうに目を擦る冬里くんを引き摺った智秋くんがこっちに歩いてきた。

 冬里くん、いつも引き摺られてるな……。もはや人形扱いされてない?


「えー?早くね?」

「もう19時過ぎてんだよ。俺らはともかく、お前は遅くなったらうるさく言われんだろ」

「え、もうそんな時間?」


 夏輝くんはスマホで時間を確認すると寂しそうに唇を尖らせた。


「んじゃ帰るか。あーあ、もっと遊びたかったのにな~」

「まあまあ。アマリリスのバイトが無い日はまたみんなでこうして遊びに来ようよ。今度は春佳さんも呼んでさ」


 残念がる夏輝くんに笑いかける。すると一瞬目を丸くしたけれど、すぐに「そうだな!」とあの眩しい笑顔を浮かべた。


 ____今日は本当に楽しかったなあ。まさか、学校の人気者とこうして仲良くなれるなんて思ってもいなかったけど……そんなの関係なしに、もっともっと距離を縮めていけたらいいな、なんて。……ちょっと強欲かな?




 ◆    ◆    ◆




「えっと……私も一緒にお昼食べていいの?」

「もちろん!みんなも良いって言ってるし!な?」

「まあ……別にどっちでもいいけど……」

「僕はもちろんいいよ。多いほうが楽しいしね」

「私も良かったの?志季と違ってバイト仲間じゃないのに」

「だって、市塙は志季の友達だろ?なら俺らとも友達ってことじゃん」

「うっ……!これが真の陽キャ……!!」


 確かに私は距離を縮めたいと言った。できればもっと仲良くなりたいとも思った。だけど……。


「それで_____冬里は一体何をしてるの?」


 ここまでこんな近くなるとは流石に思わなかったよ!?


 翌日。私とみっちゃんは夏輝くんに誘われ、アマリリスのみんなと屋上でお昼ご飯を食べることになったのだけど……屋上に着いてから何故か冬里くんが私にベッタリなのだ。

 何も言わず、相変わらずの真顔で身体を寄せてくるから意図が分からなくて困惑しかできない。


「あ、あの……冬里くん……?」

「志季、卵焼きくれ」


 冬里くんは少し目を輝かせながら口を小さく開けた。その姿がまるで猫みたいで少しキュンとしてしまう。こんなの餌付けしちゃうよ……!!


「は、はい、どうぞ」

「……美味い」


 目を閉じて味わっている姿が完全に猫だ。男の子の姿なのに可愛い……!


「あ、あの冬里が……女子に甘えてる……!?」

「あんな冬里、初めて見たな」


 智秋くんは驚きと困惑で固まっているし、あの夏輝くんも目を丸くしている。ちなみにみっちゃんはバレないようこっそり写真を取っていた。


「志季ちゃん、冬里と付き合ってるの?」

「えっ!?ち、違います!私もどうしてこうなってるのか分からなくて……!」

「……らしいけど?」

「……?ああ、付き合ってないけど」


 春佳さんの問いに、冬里くんは不思議そうな顔をしながら否定した。「え、付き合ってなくてそれ?」という春佳さんの呟きに思わず頷く。

 これは流石に距離感がバグり過ぎてる。普段あまり人と関わらないから距離感が掴めないのかな……。


「…………志季は、」


 ポツリと、冬里くんが呟く。


「志季は……嫌な顔しないから」

「……え?」


 予想外の言葉に、思わず箸を止める。彼の言葉の意味を理解したのか、春佳さんは「ああ」と手を叩いた。


「志季ちゃんも知ってる通り冬里は喋りたい時にしか喋らないマイペースな性格だから、人によっては「冷たい」とか「キツイ」って感じて離れちゃうみたいなんだよね。だけど志季ちゃんは気にせず普通に接してくれるから心を開いたんじゃないかな」

「な、なるほど……?」


 確かに、私も最初は冬里くんに対してそういうイメージを持ってた。だけど一緒に過ごしていく内に、口下手なだけで優しい人なんだと分かったから普通に接してただけで……。

 でも、それが冬里くんにとっては嬉しいことだったんだ。


「志季、から揚げやる。口開けろ」

「あ、ありがとう。でもちゃんと自分で食べるから……!」


 ……それでもこの距離の近さはどうかと思うんだけどな!?

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