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魔術教師リノの生き方  作者: 桐生拓真
プロローグ
3/7

大学入試―ゼス・へラブレス

 きっと才能というのは平等に配分されているのだろう。ただそれがどんな才能なのか、どれほどの大きさなのかによって凡人か天才かが分かれている。

 ただ、そんな常識を覆すほど、天才といわれているものを突き放すほど、突飛した才能を持つ者が誰にもいるだろう。

 人によっては尊敬の対象に、人によっては妬みの対象にする。僕のその対象は弟だった。


 リオーネ国際魔術大学。今日はいよいよ、魔術大学の入学しけん。このテストのために何年も、魔術のレベルも、がくりょくも上げてきた。合格しよう。絶対。


「ゼス様、そろそろ」

「あぁ、期待して待ってて」


 緊張と不安で心臓がばっくばくだが、それをかんじとられないように専属メイドのメイに笑いかけた。

 そうするとメイはため息をついて、

 

「緊張しているのならそれを隠さずに。大事なのはありのままの自分を見せることです。恥ずかしくても、自信がなくても、そんなことはどうだっていいのです。私は……いえ、これは言わないほうがいいでしょう。とにかく、貴方はすごい方です。そんなあなたの凄いところが誰もがする普通の嘘で覆われてしまったらもったいないでしょう?」

 

 メイは家族よりもいっしょにいる時間が長いと思うほど、ずっとせわをやいてくれた。ぼく以上にぼくを知っている。きっといわなかったあの言葉の後は合格しなくてもいいということだろう。ただそんなのはぼくがなっ得できない。


「ありがとう、メイ。でもぼくはうそなんてついてないよ?いい予感がするんだ」

「なら、私はそれが事実になることを待つだけですね」


 メイが笑った。このえがおを見ると安心する。


「がんばれ!」


  ぼくは、最後のメイの言葉の終わりを待たず、校舎の中に入った。


 ***


 うぅ、恥ずかしい。

 メイに格好つけたけど、学校の中が広くて、迷子になってしまった。


「集合時間の30分前にはついたはずなのに、あと10分で始まっちゃう」


 背中にシャツが汗で引っ付いてきもちわるい。一つ一つの息が短い。心が締め付けられる感じがする。学校の先生に聞こうと思っても周りに人はいない。

 こんなことでぼくの努力が終わるのか。


「あれ、君!今日は入試だから研究棟以外は魔大生も立ち入り禁止だよ?」


 後ろから声がしたから振り返るとそこには、僕よりも少し背が高いぐらいの男の子が走ってきていた。

 白いかみの毛、片方だけの青い目。

 この子も生徒じゃないのかと思っったけど、氷の結晶みたいなバッチがむねについていたから、すぐに学校の先生だとわかった。


「うん?制服じゃないね?もしかして……」

「ごめんなさい、しけんを受けに来たけどまいごになっちゃって」

「あぁなるほどねぇ。じゃぁお兄さんが案内してあげよう!もう時間がないし、本当はだめだけど、走ろっか!」


 小さい先生はぼくをむりやり持ち上げて、肩にかつぐとすごい速さで走り出した。

 一秒あとには、もうそこは、元いた場所はずっと遠くにあって、だけど走るときの風とかは感じられず、まるで転移してるみたいだ。でも体が上下に動くのと、先生の息が少しあがっていて、本当に走っているのだと理解できた。でも、そう考えていた時にはすでに、メイと別れて歩いてきた入り口にいた。


「君の教室がわからなくてとりあえず入口まで来たけど、これでも僕もちょっと急いでいてね。君を教室までは送れないや。えぇっと、ちょい待ってて」


 歩いてきた男の人に先生が声をかけた。男の人は先生に声をかけられたことになぜかオーバーな反応をしていたが、先生が話をした後こんどは僕におどろきの顔がむいた。

 ちょっとして、先生がぼくに男の人といっしょに歩いてきた


「きみ!このおじさんに君の面倒を頼んどいたから、試験に遅れないように、気を付けてね!じゃ、おじさんよろしくぅ」


 先生は手をひらひらしながら走ってきたところとは反対側に歩いて行ったけど、カベにかかった時計を見てあわてて走っていった。めっちゃはやく。あれに乗っていたのかと思うとちょっとこわくなった。


「まったく、平和連があの人の姿を出させないのもわかりますね。あぁそうだった。きみ、お名前は」

「ゼス・へラブレスです」

「試験会場は」

「Ⅾ‐14です」

「わかりました。私はあの人みたいに速く走れないし、君を担いで走るなんて力と体力もないから歩いていくことになります。すみませんね」

「いいえ、ぼくが迷ったのが悪いので」

「そう自分を卑下しないで。誰だって緊張したら周りが見えなくなるものです」

「あのぉ時間って」

「遅れても最初は試験の注意を10分くらい聞かされるだけですから、特に問題はありません。何か言われたら私から事情を説明しましょう」

「え、なんで、ですか」

「君を担いで走ってきた人に、ゼス君を守るようにと言われましたからね。君が想像しているよりも、あの人は凄いんです。私も憧れてる」

「そう、なんですか。あまりそんな風には見えなかった」

「はは、そうだろうね。でも、あんな性格、ゼス君も嫌いじゃないでしょう?」


 あの時のパニックはもうない。変わらず緊張と不安があるだけだ。


「あのぉ、あの人の名前って……」


 男の人は顎を撫でながら歩きだした。


「それは君が入学してから自分で聞きなさい」

「じゃぁ、あなたの名前は」

「クルメルです」


 教室についてやっぱり怒られたが、クルメルさんが約束どうりぼくの味方をしてくれて、無事試験を受けることができた。テストも勉強したところが当たったから心配するようなところはない。

 今日は決まりで仮寮というところに試験を受ける人は泊まって、明日から1週間、じゅんばんに面接をして終わった人から帰ることになる。面接のじゅんばんは明日の朝に発表らしい。

 部屋は狭かったが、一人部屋。

 外との通信はできないが、本は持ってきていいため待つ時間は自室か、限定されてるけど学校のしせつで過ごすことができる。

 最初はたくさんの人が大学の中にいて混んじゃわないかな、とも思っていたが、大学側があらかじめ面接する人を決めているらしい。どういう人が選ばれるとかはわからない。抜き打ちみたいな。できればやりたくないなぁとも思うが、メイにいわれた通りありのまま自分のことを話せばいいと思うとほんの少しだけ落ち着くような気がした。

 僕が寝るのはいつもより2時間早かった。


 朝起きると、ドアの下にふうとうが挟まれていた。とって、中身をかくにんすると、


『9月3日14時Ⅾ‐14』


と書かれていた。


 マジかというきもちしか出なかったが、昨日と教室がいっしょなので今日は迷うことがないかなとちょっとだけ安心した。

 

 持ってきためんせつたいさく本を取り出して内容を覚える。

 この本はメイが作ってくれた。

 れんしゅうの時に、してきしてくれた所作や、言葉づかいがのっている。


「でもいざとなったら頭に入んないよなぁ」


 ちょっとはやめに食堂に行ってお昼ご飯を食べて、めんせつ開始の20分くらい前に教室の前に用意されていたせきについた。

 緊張で体のシンみたいなのが震える。やけに心臓の音が聞こえる。

 もう本の内容なんてほとんど抜けてしまった。

 昨日みたいに頭が回らなくなったわけではないけど、もうしたくないなと思うくらい、この感覚と時間は長かった。

 

 いきおいよく教室のとびらが開いた。ついでにびっくりしてちょっと声が出た

 出てきたのはぼくの前にめんせつを受けたんだと思う、黒髪で目が鋭い男の子だった。ぼくと同じくらいの年だと思うけど、父様が仕事をするときみたいな、なんていうんだろう、ちょっと重い気配があった。

 彼はていねいにとびらを閉めて、ぼくを見ると、ふっと笑って歩いて行った。


 次に出てきたのはクルメル先生だった。

 先生はぼくを見てにこりと笑って、ぼくを教室の中へ入れた。


「そこの席に座ってください。この面接はちょっと特殊で、君を評価するのはここにいる方たちだけど、質問は私からします。君は私を見ていてください」


 へんなのとはおもったが、「はい」とできるだけかたい声をつくって答えた。

 クルメル先生はぼくの正面にあるいすにすわっていて、そのおくには3人の先生がいた。だれも知らないけど。でも真ん中の人は昨日話した小さい先生のようなきれいな白いかみの毛で、黒ぬりのお面をかぶっていた。ついでに服も真っ黒。


「では面接を開始します」

「よろしくお願いします」

「まず名前と年齢を」

「ゼス・へラブレス、10歳です」

「得意魔術は」

「水です」


 「では」というとクルメル先生は詠唱をしだした。


「『セバーウォール』積載第2陣」


 その瞬間、教室がぐにゃりと曲がったように見えた。怖くて目をつぶってしまったが、目を開けるとぼくと先生の間に50メートルほどの間隔ができていた。いや、僕の周りが全部50メートル離れているんだ。


「空間魔術です。現実と私の創造した空間とをつなぎ合わせました。それと、君の周囲には結界が張ってあります」


 不思議なことに先生は特に大きな声を出していないのに僕まではっきり聞こえていた。

 今度は右側15メートルほど奥に丸い板のようなものが出てきた。


「そこに、君が一番得意な魔術や、自信のある魔術を放ってください。時間をかけて威力を高めても構いません」

「わかりました」


 立って、こしにささっている杖を抜いた。手のひらほどの長さで先たんがとがっているオーダーメイドの杖だ。この試験に合わせて父様がわざわざ用意してくれた。

 さて、何の魔術を使おう。

 わざわざ時間をかけてもいいといわれたし派手で、印象に残る魔術を使ったほうがいいのはわかる。とすると、得意よりも難しい魔術のほうがいいのかな。

 難しいというと複合魔術だ。

 いくつかの属性魔術を混ぜて爆発させたりするやつ。

 ぼくは2種類までなら魔術を混ぜられる。使える魔術は『火』『水』『風』『土』『雷』の基本五属性と『氷結』の六つ。

 水の高位魔術である『瀧水』は完璧には扱えるようにならなかった。

 でも、この瀧水と氷結の二つの属性を混ぜられたらかなり派手なものができると思う。


 構想が固まったら創造だ。

 魔術はある程度まで技術が高まり、王級魔術師とかになったらイメージで魔術を自在に使えるようになれるけど、そこまでいかない人たちは出来上がった魔術を組み合わせるしかない。

 瀧水で僕が使える魔術は、大量の水を発射する『レイデイションウォーター』ぐらいだ。氷結はある程度自由に使えるけど。

 レイデイションウォーターを元に、先端を弾ける氷にして的に当たったしゅんかんに氷がはじけて……あぁだめだ、イメージが固まらない。

 このままじゃ魔術を使わないまま時間が過ぎていく。

 

「どうしたら……」


 その時、小さい先生に抱えられていた時を思い出した。

 あの時なぜか風を受けていなかった。なぜだろう。

 風魔術を応用していたのか?どういう原理でかはわからないけどそんな感じな気がする。

 そうか、そうだ、最初に考えたとうり、得意な魔術だけを使おうと考えちゃダメなんだ。

 頭の中に、難しくてやったことのないけど面白い魔術が浮かんできた。


 僕はさらに10メートルほど的から離れた。

 そして、杖にレイデイションウォーターと先端を弾ける氷『ブラスアイス』の魔術を使った。速度はいつもより少し遅めにする。そのまま発射。

 そのあとすぐ次の魔術を使う。『ファイアーアロー』。火を矢のように飛ばす魔術。速度は少し早め。想像通りならレイデイションウォーターが的に当たると同時にファイアーアローが追いつく感じ。威力は込められるだけ込めた

 さらにもう一つ『ウォーターボール』。水を球状にして発射する魔術と『ペイルサンダー』という付与したものを一定時間びりびりさせる魔術を混ぜる。これを、さっきの2つと同じように的と当たるのが同じような速度に調節して撃った。

 すごく短い時間でこんなに大量の魔術を使ったのは初めてだからかなり疲れたが、ぼくは今放った魔術たちを見た。


 3つの魔術は的に当たる瞬間一つになり、爆発。限界まで高めた火を水に勢いよくぶつけると爆発するのを昔メイに見せてもらった。魔術以外でやってもそんなことはないのに不思議だなと思ったのを覚えている。

 更に爆発は氷がはじけたことでさらに大きくなり煙の中には雷の黄色い、ぱちぱちとした小さい光が見えた。


 僕の魔術は成功した。


「ありがとうございます。まさか魔術の発射速度を考えて魔術の同時構築を再現するとは驚きました」


 クルメル先生は後ろにいる真っ黒の人に笑いかけているようだった。

 すると、また教室がぐにゃりと曲がり、クルメル先生の近くに来た。さっきの広かった教室はもうどこにもない。


「では、次の質問に移りましょう。あぁ、もう今みたいな実践はない……と思うので気楽にしてください」


 先生が質問するのになんでわからないんだろう。


「この魔術大学に入学する理由を教えてください」


 来た、と思った。何度もこの質問の練習をしてきた。その時は魔術のレベルを上げるとかそういったことを話してたけど、昨日メイに「ありのままで」と言われていて、自分の本当の理由が話せると思った。


「僕には1つ下の弟が一人いて、その弟が6年前に『魔変病』になってしまい……。それを治すために来ました」

「魔変病ですか。なるほど。では入学したらその研究を?」

「はい、そのつもりです」


 さっきから真っ黒の人にめっちゃ見られてる気がする。目は見えないけど。

 そう思っていたら、『魔変病についての知識はどれほどある』という声?のようなものが聞こえた。


「ちょっと、何話しているんですか。私が質問すると決めたじゃないですか!」

『声は出していない。君たちが勝手に僕の心の声を聴いて、それに反応しているだけだ』

「屁理屈は勘弁してくださいよ、まったく」


 この声、きっとあの黒い人からだろう。先生たちがみんな黒い人のことを見ているから。どうやっているんだろう、教室に反響しているみたいに聞こえる。


『ゼス君、僕の質問に答えてくれるかな』


 この人の声を聴いているとなぜか心が安らぐ気がする。


「えっと、知っているのは、魔力が起こす病気ということだけです」

『ではゼノ君がこの病気のことで考えていることを教えてくれ』


 考えていること。僕はこの世界で一番尊敬している魔術師の研究を思い出した。


「神級魔術師リノの研究結果だと、魔力は魔魅が変化したものだとされていて、その魔魅はどこにでもあるとなっています。ぼくは、生物は魔魅を取り入れるものが体の中にあって、それが変に機能しちゃっているんだと思ってます」

『ふむ、なるほどなるほど。その考えはとっても面白い。君となら楽しい研究ができそうだ』


 それは合格ってことかな。


『まぁまだ合格と決まってないが』


 ちがった。


『君の面接は以上だ。長い時間御苦労様』

「はぁ、勝手に終わらせて、まったく。ゼス君、教室を出たら仮寮の部屋を返して学校を速やかに出ること。いいね?」

「はい、ありがとうございました」

『あぁ、ちょっと待ってもう1個聞くの忘れてた』


 立ち上がろうとしていたけど黒い人に止められて座りなおした。


『ゼス君、君は何の呪いを受けているんだ』

「呪い?そんな言葉初めて聞きました」

『じゃぁ、ある時から突然体に違和感が出たりとか、そういうものはあるかな?』


 体に変なものを感じたことは一回もない。あるなら風邪になった時ぐらいだ。

 なんでそんなことを聞くのだろうか。もしかして体調とかじゃなくて魔術に関連したことかな?

 なら、一つだけ『いわかん』ではないけど、変なのが起きたことがある。


「いわかんというか、ある時突然魔力が3倍くらいに増えて、同時に魔魅の回復が他の人より速くなりました」

『どのぐらいの時期に?』


 黒い人の声がちょっと大きくなった。


「弟が魔変病になる1か月くらい前です」

『なるほど、聞きたいことはもうない。ありがとう』


 僕はクルメル先生に連れられて教室から出た。

 あの最後の質問は、なんで聞かれたんだろう。


 仮寮の自分の部屋に荷物の回収と鍵の返却のために向かったら、ぼくの前にめんせつを受けていた男の子と会った。

 さっきは緊張してたりしてあんまり顔に対して考えてなかったけど改めてみたらすっごいかっこよかった。まつ毛長。

 そういえば昨日の小さい先生もかっこいいというか、幼くてかわいい顔だったな。

 

 そんな感じでずっと見てたら「なんだよ」と声をかけられた。意外と僕と同じくらいの高さの声だった。


「かっこいい顔だなと」

「お前は情けない顔だな」


 知らない人の顔をずっと見ていた僕がいいたくないけどとっても失礼なことを言われた気がする。

 なんと返したらいいかわからないからとりあず「ごめん」とあやまった。


「性格も情けないのか、お前」


 いくらなんでもいいすぎじゃない?ちょっとイライラする。


「君は生意気で失礼な性格なんだ」

「てめぇ、誰に物言ってんだ?」

「さぁ」


 わざとらしくとぼけてみると、男の子の右の拳がギリギリと握られていった。それが上に上がって、殴られると思って目をつぶった。

 あれ?殴られてない?


「てめぇのほうが生意気だな。入学したらそのとき潰してやるよ。てめぇが合格できるとは思えないが」


 そう言って男の子は歩いて行った。鍵は手に持っているみたいだけど、荷物を持ってない。どこにやったのだろうか。


 ***


 部屋の鍵を返し、学校を出るとメイがいた。


「お疲れさまでした、ゼス様。いかがでしたか?」

「多分、大丈夫」

「そうですか。では、帰りましょうか」


 久しぶりにメイと手をつないだ。

 ちょっと恥ずかしかったけど、なんだか、楽しかった。




 18日後、家に魔術大学合格通知が届いた。

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