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4/5

脅し

俺がいやいやマスクを外したら。

いきなし、ヒナタの態度が変わった。



「随分とー!

上手く化けたわね?山吹シンジくん」


「?なんのこと?」


「バレバレだかんね。

私には分かんのよ。あんたが実は陰キャなフリしてる男前男子だって...!」



「?いや、俺の本名はそんな名前じゃないし...」


「あ、目を逸らした!バカね。

嘘つくの下手すぎだかんね!」


「...っっ!」


「よく分かったね...まぁ、

声で分かるか...」


「あったり前でしょ、喋れば分かるって。

学校であれだけ会話してんだから、

耳に残ってるって!あんたの声」


「そっか...」


「俺の正体、学校では内緒にしてほしいんだけど、いいかな...」


「うーん、まぁ、レンタル彼氏のバイト、

やめるって言うなら考えてやんなくもないよ?」


「え」


「取り敢えず、次はカラオケ!

いこ?」


「う、うん...」


答えを出さぬまま、カラオケ家に連れ込まれたけど。


「ここでキスしてくれるんなら、

黙ってよっかな...?」


「え、それはだめなやつだから。

バイトの規約上!」



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