神に捧げる生贄
深夜、東京スカイツリー跡周辺地域
暗闇に包まれた市街地の中、A国特殊部隊とナンバー・5直属部隊による銃撃戦が行われていた
「ッ!」
銃撃戦の最中、ビルの陰から姿を現した特殊部隊員がライフルを構える
暗視スコープ越しの照準には敵と思わしき人影
装備は軽装、対弾用の装備も見受けられない
手に持っているのは湾岸戦争時代に使われていた旧式の突撃銃だ
最新鋭の装備に身を固めた特殊部隊員達とは比べ物にならない程脆弱な装備
だが、ライフルを構えた部隊員が真っ先に驚愕したのは
そんな装備の差よりも別の事柄だった
(なんだあの敵は・・・!? 子供じゃあないのか!?)
そう、暗視スコープ越しに見えたのは14~6程度の子供の兵士の姿
それらが銃を手に襲い掛かってきていたのだ
「クソッ・・・!」
しかし、相手が子供だからと言って引き金を弾くのを躊躇う彼らではない
トリガーにかけた指に力を込め「敵」を排除しようとする。だが・・・!
タタンッ!!!
「ッ!?」
瞬間!
照準の中心に捉えていた敵がギョロリと自分に向かって視線を向けたかと思うと、即座に発砲!
予想外の反撃に対し、ライフルを構えていた特殊部隊員は即座に身を隠しこれをかわす!
敵はビルの陰に隠れたこちらに対し牽制射撃を加えながら素早く物陰へと移動し姿を隠す!
姿を消した敵に対し部隊員はビルの陰に隠れたまま舌打ちをすると、苦々しい表情で吐き捨てる
「クソッ! なんなんだアイツらは!? こちらの殺気を感じ取っているとでも言うのか!?」
異常としか言えない程の感知能力
この暗闇の中、あの敵は暗視スコープもなしでこちらの動きを正確に把握している
「これが接続者ってやつか・・・! だが・・・!」
人間よりも遥かに優れた五感を持つ超人、それが接続者
しかしそんな事は当然、特殊部隊員全員が理解していた
(接続者ってのがどれ程の脅威なのかは事前の情報で嫌って程頭に叩き込んできた。この作戦はその接続者を相手にした上で、それを撃滅する為に立てられた作戦だったはずだ。普通の接続者が相手であれば、俺達がこうも押されるなんてあり得ない)
そう、つまり考えられる答えは一つ「敵は普通ではない」のだ
判断、行動、それらの全てが信じられない程に速く正確
それは超感覚を持っているからなどと言った理由では決してない
歴戦の兵士である自分達だからこそ分かる、あの敵は「兵士」だ
訓練に訓練を重ね、極限まで研ぎ澄まされた生きた銃砲だ
タタン・・・! タタタタン・・・!!!
その時、少し離れた場所から銃声が聞こえてきた
別ルートを移動していた部隊も敵と交戦に入っているらしい
そして聞こえてきた銃声から大体の位置と戦況を把握すると、特殊部隊員は眉間に皺を寄せる
(圧されているのか・・・!? 世界最強部隊の一つに数えられた俺達がこんな子供相手に・・・!?)
敵が兵士であるとは言ったが、それはこちらも同じ事
兵士と兵士の戦い、戦争であるならむしろこちらの方が専門のはず
しかし、それらを覆すある要因がこの場には存在していたのだ、それは・・・
(不可視領域・・・! オリジンが放つ一種のジャミングフィールド・・・!)
そう、この一帯では通信はおろか
情報連結もドローンによる援護も、監視衛星による情報支援も行えない
(辺りはコンクリートで作られたビル街だってのに、気分は視界全てが緑で覆われた密林で戦闘してる様だ・・・!)
最新鋭の装備に身を固めた彼らだからこそ、それらの影響を大きく受けていた。それに対し・・・
(アイツらはこの環境での戦闘に慣れている・・・! いや、むしろ特化している!)
ある程度距離を取りながらも、敵はお互いを目視出来る位置を常に保っている
そして一人の兵が合図を出すとそれを隣の兵、さらに隣の兵へと合図を出し
一瞬で部隊全体が行動を同期させてくる
(奴らは視力も常人以上・・・、だからこそ可能な通信に頼らない連携行動・・・!)
作戦は半ば破綻しつつあった
敵の戦力は想定以上、目標であるナンバー・「1」の確保どころではない
(だが、ここで引くわけには・・・!)
我々に退路はない、我々は決死の覚悟でこの作戦に参加したのだ
この作戦が失敗したならば、その時は・・・
最悪のケース
それが現実になる可能性を振り払う様に頭を横に振ると
彼は再び銃を構えるのだった
その時、その銃撃戦を一際高いビルから見下ろす影が二つ
その手に持っているのは赤く血に濡れた中華刀、「7」と「8」だ
彼らは眼前の光景を見下ろしながら。、ややつまらなさそうに呟く
「チッ・・・、邪魔しやがって・・・。せっかくの獲物を・・・。もっと狩れると思ったのに」
「・・・押してるね~、サツキ隊」
「8」の視線の先には部隊を指揮する少女の姿
他の兵士達より一回り年上、おおよそ18歳前後
着古し色褪せた軍服を身に纏った、ショートカットの少女
ナンバー・「5」の娘、サツキの姿だ
「フン。「5」の娘だか何だか知らないけど、所詮は俺達シングルとは違うただの接続者だろ」
「そもそも、血の繋がった娘じゃないって話だよ。あの部隊は全員「5」が拾ってきた孤児で構成されてるんだって」
「はあ? そんなの役に立つのか?」
「外に偵察に出してた雑魚接続者よりはマシだと思うけど・・・。あの人達、盾にもならなかったし・・・」
そして改めて眼下の光景を眺める「7」と「8」
戦況はサツキ隊がやや優勢、しかし敵に撤退する素振りも見えない
「あいつら撤退しないよ? 私達も行く? 「7」?」
「嫌だね。「5」の部下を手伝う義理なんてないし、別に俺達が手を出さなくても平気だろ? それに・・・」
「7」の視線の先に見えた物
それは巨大なガトリング砲を手に前線に姿を現した「5」の姿だった
「ナンバー・「5」!!!」
前線に姿を現した「5」に駆け寄るサツキ
「5」は義理の娘である彼女に対し視線を向ける事すらせず命令を下す
「サツキ隊を下がらせろ、後は私がやる」
「え・・・!? ですが・・・」
「・・・命令だ、聞こえなかったのか?」
「ッ! 了解しました!」
そう返事をすると、すぐにサツキは周囲の兵に対し撤退の合図を出す
それらは一瞬で部隊全体に伝わり、サツキ隊は戦線を下げていく
「・・・? 何だ? 敵が下がる・・・?」
突然撤退を開始した敵に対し、特殊部隊員達が困惑の表情を見せる。だが・・・!
ガシャンッ!!!
その時、特殊部隊員達の前に現れたのは!
巨大なガトリング砲を手に、真っすぐ道路のど真ん中を直進してくる大柄の男、ナンバー・「5」!
「な・・・! なんだアイツは!?」
それに対し、特殊部隊員達は本能的に恐怖を感じる
異常、その全てが異常だと
2メートル近い巨漢、超巨大なガトリング砲
理屈ではなく本能で感じ取る、アレは危険な存在であると
「くっ! くそっ!!! くたばれデカブツ!!!」
ダダダッ!!!
その時! 特殊部隊の一人が「5」に対し発砲!
それに続く様に他の部隊員も男に対し銃弾を浴びせる! だが・・・!
「ば・・・馬鹿な・・・!?」
即座に、その場に居た「5」以外の全員が理解する
何故あの男が戦場のど真ん中で姿も隠さずに真っ直ぐこちらに向かってきたのかを
目の前に居るのが、脳や心臓を貫かれても歩みを止めない不死身の化け物だという事を
「なら! これならどうだ!!!」
そう叫びながら、部隊員の一人がライフルグレネードを発射する!
「5」の上半身に向かって飛んで行ったそれはほんの一瞬間を置き、そして・・・!
ガァァァァンッ!!!!!
激しい爆発音を立て! 辺り一帯を吹き飛ばした!
「ハハッ! やった! 上半身を吹っ飛ばしてやったぞ!!!」
グレネードの直撃を受けた「5」の上半身はバラバラの肉片と化し
かろうじて形を留めていた下半身だけが地面に倒れていた
「父さん!!!」
距離を置いてそれを見守っていたサツキが思わず叫び声を上げる! しかし・・・
「・・・は?」
目の前に広がる信じられない光景
思わず部隊員達の口から呆けた様な声があがる
バラバラに飛び散った「5」の上半身、その肉片
それがなんとビデオ映像を巻き戻しするかの様に、倒れた下半身の元へ集まっていく・・・!
そして集まった肉片が人の形を作り、元の形に再生・・・!
頭部が再生すると同時にギロリと特殊部隊員達に向けられた瞳が輝く!
「化け物だ・・・。あれは人間じゃない・・・」
どうやっても殺せない、「5」の能力「不死身の突撃兵 (イモータル)」
そして「5」はゆっくりと地面に落ちたガトリング砲を拾い、構えると・・・!
キュイィーーーンッ・・・ドガガガガガガッッッッッ!!!!!
まるで辺りのビルの壁を全部破壊するかの様に弾丸をばら撒き始めた!!!
「ぐあっ!!!」
身を隠した壁ごと撃ち抜かれ倒れる部隊員達!
「だ・・・! 駄目だ・・・! 逃げろ・・・!!!」
身体をバラバラにしても死なない敵
そんな敵を相手にどう戦えと言うのだろうか?
恐慌状態に陥った彼らは我先にとその場から逃げ出そうとする!
だが、「5」は容赦なくその背中に弾丸を叩き込んでいく!
「ハァ・・・ハァ・・・こんな・・・こんな事が・・・」
腹部を抑えながら地面に仰向けに倒れる特殊部隊員
彼はこの部隊を指揮する隊長であった
「か・・・勝てない・・・。人間では奴らには勝てない・・・だが・・・!」
部隊はほぼ壊滅状態、作戦の遂行はもはや不可能
彼は最後の力を振り絞り懐から信号弾を取り出すと、上空に向かって打ち上げた!
カッ!!!
上空で赤色の光を放つ信号弾
それは合図だ、作戦失敗の合図。そして・・・
「こちらポイントα、作戦失敗の合図を確認。本部に送れ」
戦線より遠く離れた場所にて
望遠でそれを確認していた兵士は、即座に本部へ通信を送った
現地から送られてきた作戦失敗の報告
その報告を受け、とある基地の司令官は部下に命令を下した
「コードCだ。作戦は失敗、オリジンの確保は不可能と判断。よって、当該対象に向けてミサイル攻撃を開始する」
司令官の合図と同時に、基地全体が東京に向けてのミサイル攻撃の準備に入る
「コードC発令! コードC発令!」
慌ただしくミサイル発射の準備に動く基地の人員
その時、副官らしき男が司令官に対して問いかける
「しかし良いのですか? 都市部に対してミサイル攻撃など・・・」
「構わんよ。他の国にオリジンを確保されるよりはマシだ」
「わが国の兵も巻き込まれる可能性もありますが・・・」
「必要な犠牲だ。我が国の未来の為に死ぬのならば彼らも本望だろう」
そして司令官は最終承認ボタンの前に立つと・・・
「跡形もなく消え去るがいい。ミュータント共め」
そう呟きながらボタンを押した
空に上がった赤色の光
それを見ていたサツキは「5」に向かって問いかける
「撤退の合図でしょうか?」
「・・・」
その時、やや遠くから戦況を監視していた「13」と冬香もその光を目にしていた
「あの部隊が下がっていく・・・。やはりあれは撤退の合図なのか?」
冬香の言葉に「13」は首を縦にふると答える
「そうだな・・・おそらくは・・・。・・・ッ!!!!!」
だが次の瞬間!!!
「逃げるぞ!!! 冬香!!!」
そう叫びながら「13」は冬香に向かって駆け出すと、冬香を抱えて即座に走り出す!
「な!? なんだ「13」!? 突然どうした!?」
「分からない!!! だが嫌な予感がする!!!」
それは「13」の持つ本能的な危機察知能力
無意識化で周囲の情報を総合し判断、事前に訪れる危険を察知する能力
ビルの屋上から屋上へ
スカイツリー跡に背を向けてとにかくその場から離れるべく移動を行う!
そして、数秒後・・・!
ゴォォォォォッ・・・・・・
「・・・? なんだこの音は? 飛行機か・・・?」
「いや・・・どうやら嫌な予感は当たったらしい」
そして、遠くの空を指さしながら「13」が呟く
「ミサイルだ・・・!」
「なっ!?」
突然の事態に驚愕する冬香
「な、何故!? 一体何処の国が!?」
「今は考えている余裕はない! 恐らく目標はオリジンだ、一刻も早くこの場を離れるぞ!」
冬香を抱えたままワイヤーを使いビル街の空を疾走する「13」。しかし・・・
(逃げ切れるか・・・? 弾頭が核でない事を祈るしかない・・・!)
その時、「13」の上空真上を超高速でミサイルが通過する!
「くっ!!!」
通過するミサイルを目で追う「13」
そしてミサイルが着弾する数秒前、「13」が見た物は・・・
「あれは・・・!」
その頃、ミサイル発射基地
管制室正面の大型モニターに映るカウントダウン、その数字がじょじょに減っていき・・・
「2・・・1・・・0。ミサイル着弾しました」
その数字が0を示し、ミサイルが着弾した事を知らせる
都市部へのミサイル着弾、その犠牲はどれ程の物だったのだろうか?
その場に居たオペレーター達がごくりと唾を飲み込む
「それでミュータント共は吹っ飛んだのか? 現地からの報告はまだか? 衛星からは分からんのか?」
ニヤリと笑みを浮かべながら司令官が部下に報告を急かす、そして・・・
「こ・・・こちら・・・ポイントα・・・」
その時、東京の様子を監視していた兵に通信が繋がる
「どうした? 戦果を報告しろ」
そう問いかける司令官
だが、通信の向こうから返ってきた言葉は・・・
「あ・・・あれは・・・悪魔だ・・・」
「何? 何を言っている?」
「ミサイルは着弾していない・・・空中で止まっている・・・」
「・・・は?」
数秒前
「あれは・・・!」
ミサイル着弾直前に「13」が見た物、それは・・・
「フッ・・・」
それは空に舞い上がり、ミサイルに立ちはだかるナンバー・「1」の姿だった!
「まさか・・・!?」
目の前の光景に思わず声を上げる「13」
そして「1」は右手をミサイルに向かってかざし、そして次の瞬間・・・!
ピタッ!!! と
超高速で飛来したミサイルが「1」の目の前で停止した!
「馬鹿な・・・」
目の前の光景に、冬香の口からも唖然とした声が出る
そして、ミサイルを停止させた「1」はニヤリと笑みを浮かべると呟く
「こんな物で我々を止められると思っていたとは。全く、人類は救い難い」
次の瞬間、宙に制止していたミサイルがくるりと180°回転する・・・!
「この国には因果応報と言う言葉がある。その意味は・・・その身を持って知るがいい」
そして大きく振りかぶると・・・
ブンッ!!!!!!!!!!
ゴオッ! と大気を切り裂く音と共に!
「1」は飛んできたミサイルをそっくりそのままの軌道で投げ返した!!!!!
そして・・・しばらくして
「こ・・・これは・・・!」
レーダーに映った反応に、ミサイル基地のオペレーターが叫び声を上げた
「な・・・なんだ!? どうした!?」
やや狼狽した様子で叫ぶ司令官にオペレーターが返答する
「ミ・・・! ミサイルです!!! 現在速度マッハ10で当基地に向けて飛来中!!!」
「ど・・・! どういう事だ!?」
「分かりません。ですが・・・!」
うろたえながらも、オペレーターは目の前のモニターに映った情報を報告する
「こちらが撃ったミサイルを、そのまま投げ返してきた模様!!!」
「な・・・なんだと・・・?」
あり得ないあり得ないあり得ない
接続者と言うのが一種のミュータントだと言うのは聞いていた
だがあくまで、「多少人間より優れている」その程度の存在のはず
それがまさか
こちらが撃ったミサイルをそのまま投げ返してくるなんて、そんな馬鹿な事が・・・
「ちゃ・・・!!! 着弾まであと10秒・・・!!!!!」
その言葉にある者は逃げ出そうとし、ある者は神に祈ろうとする
だが何もかもが遅すぎた、ミサイルはそのまま基地へと飛来し・・・!
「そんな馬鹿な事が・・・!!! あってたまるかぁぁぁぁっっっっっ!!!!!」
カッ!!!!!
ミサイル基地は、跡形もなく消滅した
スカイツリー跡に向かって放たれたミサイル
だがそのミサイルは「1」によって防がれ、ミサイルは遠くの空に向かって飛んで行った
目の前で起こった信じられない光景に唖然とする冬香
「何なんだ・・・奴は・・・。奴は本当に接続者なのか・・・?」
今まで見てきた接続者とは格が・・・
いや、存在その物の次元が違いすぎる
「あれが父さんの仇・・・。私はあんな化け物を本当に殺せるのか・・・?」
ミサイル攻撃ですら防ぐ存在
そんな物を銃やナイフで殺せるはずがない
冬香の心にじわりじわりと恐怖と諦めが広がっていく
だが、その時・・・
「冬香一旦引くぞ」
そう言いながら、「13」は膝を付く冬香を立ち上がらせる
「奴は殺せない。無理だ、撤退するしかない」
「「13」・・・」
その「13」の言葉に、冬香は顔を俯かせる。だが・・・
「「今は」な・・・」
「えっ?」
その言葉に冬香は思わず顔を上げる
そんな冬香に対し、「13」は冷静に告げた
「いくら能力が強かろうが、人の形をしている以上構造は同じだ。脳があって、心臓がある。なら殺せる」
「なっ・・・」
「俺を信じろ冬香。奴は必ず殺す」
全く戦意を失っていない「13」の言葉に、冬香は唖然とする
だが、すぐに気を取り直すと・・・
「お前の言う通りだ「13」。今は無理だが、隙を見つけて必ず・・・!」
フッと笑みを浮かべ、そう答えた
冬香の言葉に「13」もほんの少しだけ笑みを浮かべ答えようとする。だが次の瞬間・・・!
「ッ!!!」
「13」は右手で拳銃を抜きながら左手で冬香を抱き寄せる!
そして・・・!!!
ギィィィィィンッ!!!
頭上から振り下ろされた刀の一撃を右手の銃剣で受け止めた!!!
「なっ!? コイツらは!?」
驚きのあまり声を上げる冬香
二人の目の前に現れたのは・・・!
「ハハハハハッ!!! 虫がうろついてると思ったら! この間の下位ナンバー! えっと確か・・・?」
「「13」だよ「7」。資格者の一人ってあの方が言ってた・・・」
「そうそう! 「13」だ、「13」! 資格者を殺せば、あの方も喜んでくれるに違いない!」
中華刀を手に持った双子の兄妹
「7」と「8」だった!!!




