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はんぶんこ  作者: 具志堅
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12月29日

朝からバタバタと空港に向かった。


空港まではすずさんに送ってもらい、出発まで空港内を見物していた。

すずさんはというと、さすがに寂しさを隠せないようで、昨晩同様滞在が短かった等ぐずぐず言っていた。

それでもすずさんも佐々木さんも飛行機が離陸する様子が好きらしく、展望デッキに行っては楽しそうに離陸する飛行機を眺めていた。


搭乗時間まで、あと10分となったところで、佐々木さんはおもむろに最後のお土産の買い物にでかけた。

おそらく僕たちに気をつかったのだろう。


すずさんは少しの間僕の背中にしがみついいた。

僕は胸が詰まりそうになりながら、この場面で何を言うべきか考えていた。

結局、気の利いた言葉が出てこないところで、すずさんは一言「またね」と笑顔で僕を送り出した。


その時は「またね」が実現することを当たり前のように信じていた。


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