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領地へ帰ります。

2020.7.21 一部訂正。

カインの名前がクリスになってましたorz



さぁ!

待ちに待った夏季休暇です。


試験は九割の正解率でした。無事に進級出来ます。

クリス君も、ハンナさんとプリシラさんが寮に残るそうで、三人で昼食を食べる約束をしたそうです。

……ハンナさんとプリシラさんの間に、火花が見えたのは、気のせいですかね? ……


シシィも試験はほぼ満点だったみたいですし、リリーナ様はシシィに勉強を見てもらい、七割正解出来たそうです。

四割以下ですと、夏季休暇中ずっと補習授業になってしまうので、ホッとされていました。




僕はクリス君達に挨拶をして、父様が手配してくれた馬車に乗り、領地へ帰宅 (?) しました。

マーラ姉様は何か用事があるとかで、未だ学園に残っています。

何方かと会う約束があるとか?


「母様、ルーベンス兄様、ただいま戻りました」

「お帰りなさいカイン」

「お帰り、カイン。ちょっと背が伸びた?」


玄関ホールには、母様とルー兄様が待っていてくれました。

侍従長さんや、侍女長さん、使用人さん達や庭師の方達まで。

皆、お帰りなさいませ。と笑顔で言ってくれます。嬉しいです。


「カイン、疲れたでしょう? 旦那様は夕方にはお戻りになられるそうだから、今日はゆっくり休んでくださいね」

「はい、ありがとうございます、母様」


母様の言葉に甘え、自室で少し休むことにしました。

王都から領地までの数日、ずっと座っていたのでお尻が痛いです。

馬車ってなんであんなに跳ねるんでしょうね。


「ふぅ。体が固まってしまってますね、少しストレッチしておきましょう」


伸びたりそったり、行儀が悪いですが、ベッドの上で開脚や前屈をすると、肩や股関節がパキパキ鳴りました。

運動不足でしょうか? 休暇中は、少しルー兄様に稽古を御一緒してもらいましょう。





夕方、父様も帰宅され、久し振りに両親とルー兄様と食事です。

僕は授業のことや、クリス君達のこと、シシィとリリーナ様のことをお話しして、父様や兄様は、領地のことや、兄様の当主としてのお勉強のこと、母様の最近知り合いになられたご友人のことをお話ししてくれました。

一年も経っていないのに、何だか懐かしいような、当たり前のような、不思議な気持ちです。


「マーラ姉様は、いつお帰りになるのでしょうか?」

「そうだな、早ければ数日後には帰宅できるだろう」


夕食後、家族用の簡素なサロン (リビングのような場所です) でお茶をしながら、マーラ姉様がどうして僕と帰って来なかったのか? を父様にお聞きしたら、苦い顔をされ、苦笑した母様が教えてくれました。


「マーラは、同学年の殿方にお伺いをたてに向かわれたのです」

「おうかがい、ですか?」

「えぇ。そうですね……簡単に言うと、婚約をしませんか? と。あぁ、告白をしにいった。と言った方が、正しいでしょうか?」


なんと!?

マーラ姉様、自ら婚約者探しをしていたのですかっ!?


驚いて目を見張った僕に、ルー兄様も苦笑していました。


「まぁ、普通は、婚約者は親が決めるのだが……、カインと同学年に、第二王子ジルベルト・カノン・シューヴィッツ殿下がいらっしゃるだろう? それに、第一王子アルベルト・カノン・シューヴィッツ殿下も、僕らと年齢がそう遠くない。

アルベルト殿下には幼少期に婚約された御令嬢が居られるが、その御令嬢はとても才女な御方で、今隣国に留学をされているんだ。その関係で、殿下はまだ立太子されていないのは、知っているよな ? 」

「はい。お二人はとても仲が良くて、御令嬢様は第一王子殿下の為に、隣国の魔道具技術を学びに行かれたとか……」


第一王子殿下は、御婚約者様が勉学に勤しんでいるのだから、と御自分もまた国内の視察やまつりごとをより深く学ぶべく陛下や宰相様に習っていて、未熟者だからと立太子されないとか。


第二王子殿下には、幼少期から御婚約者様は居られず、第一王子殿下が立太子されてからの御婚約となるそうです。

政治的なアレコレが関わっているらしいので、そこら辺は詳しくは聞かないことにしました。

だからなのか、第二王子殿下とお歳が上下五歳差くらいの御令嬢方がいる家は、もしかしたら第二王子殿下の御目に留まるかもしれないと、婚約者を作らないのだとか。


それに、とても不敬な事ではありますが、第一王子殿下と御婚約者様が結婚をされない場合、チャンスが有るかもしれないと考える方々もいるのだそうです。

そんな訳で、御令嬢が婚約者を作らないならば、当然その年代の御令息も婚約が整う訳もなく。


「………あぁ、だから兄様も姉様も、婚約者が居なかったのですね」

「まぁ、ふつうならば学園を卒業したら結婚をするからな。仕方ないとはいえ……此方から打診してものらりくらりとかわされてしまうだろう」


兄様の説明を聞いて思わず頷いた僕に、父様がため息を吐きました。

子爵家ですから、あまり大きくは出れませんしね。


子爵家うちは王子妃の立場は無理ですもの。マーラには、学園にいる間に良く見て、良い殿方がいらしたらお伺いをしてきなさいな、とお話ししてあったのです。今ならば選り取り見取りですもの」

「よりどりみどり、ですか……」

「母上……」


コロコロと上品に笑う母様は、ですが言っていることが結構…いえ、別に良いのですけど……


お久しぶりです。

GW? ゴミのように客が押し寄せるウィークですね分かります。

お休み? 連休? 知らない単語です。


皆様もお身体大切に(笑)


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