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1-5話

GM: 君たちが敵を倒し終わると、入り口で隠れていたバイパーさんも合流します。反対側の通路から数体のレッドキャップが様子を見に来ますが、ボスを倒した君たちを見ると、悲鳴を上げて逃げていきました。

ディート: 一応、後を追ってみますかね?

GM: 君たちとは反対の通路から、そのまま入ってきた部屋まで続いているようだ。途中に下級蛮族たちの共同寝床などがあったが、君たちに恐れおののいたのか、逃げてしまった。まあ、面倒なので戦闘はスルーで。

一同: はーい。


GM: では、依頼達成できるかどうかの剥ぎ取り判定です。まず、候補は3つ。一つは、カギのかかった部屋にあるガーウィの残骸からバイパーさんがはぎ取る。次に、ガストブラスターについている魔動銃をはぎ取る(剥ぎ取り二回)。最後に、瓦礫の山から探す。

カンモン: ちなみに、どうすれば依頼成功なんだ?

GM: ガーウィから『魔動部品』をはぎ取ってください。剥ぎ取り(2D6)で9以上を出す必要があります。

トロント: まずはカギのかかった部屋のガーウィから…「8」

GM: 残念『粗悪な魔動部品』ですね。では次にガストブラスター。こいつから魔動部品を出すには10以上を出す必要があります。

トロント: では、2回振りますね。「11」「11」

ディート: あれれ~?左腕が二本も見つかったぞぉ~!?

GM: ないから!!


(一同笑)


GM: まあ、魔動部品を二つ。そのうち一つがバイパーさんのお眼鏡にかなう部品でした。まあ一つは回収されますが、もう一つの魔動部品は手に入ります。

カンモン: じゃあ、残りの剥ぎ取りもしますか。


【剥ぎ取り結果】

『カギのかかった部屋の廃棄された魔動機』

粗悪な魔動部品×4          計400ガメル


『ボスの部屋』

魔動部品               300ガメル

赤い髪×2              計20ガメル

武器×2               計60ガメル

粗末な武器               10ガメル

魔力を帯びた石             250ガメル


戦利品総計 1040ガメル


トロント: ボスのコボルトシューターの戦利品(『粗末な武器』のみ)が一番ショボイというのもひどい話だね。

ディート: 言ってやるな。(笑)

GM: ダイス目のせいです。おっと、コボルトシューターからは≪剣の欠片≫が2個でできた。

トロント: これはなに?

GM: まあ、町の防衛に欠かせない特殊な物質です。強者が持っていることが多く。これを多く集めると、それだけ名声の基準となる『名誉点』を得る事ができます。集めるといっても冒険者の店に提出するだけですが。

トロント: お金に変えられないの?

GM: お金に換える事もできますが、そこまで大金にならないうえに、名誉点が入らないので非効率的です。名誉点がなければ手に入れられないボーナスや特典。アイテムなどがあります。

ディート: まあ、そこまで金に困ってないし。2個程度なら売ってもはした金だしな。




GM: さて、目的の物を手に入れ、遺跡に住み着いて怪しい実験をしていた蛮族も退治した君たちは、帝都に戻ります。バイパーさんもまあ、いろいろありましたが目的の部品を手に入れて満足です。

カンモン: それを左腕につける意味はさっぱり分からんがな(笑)

サンドラ: でも魔動機ガーウィの説明見ると、本体に内蔵された装置も必要の為、腕だけでは撃てないって書かれているみたいよ?

バイパー: 「フッ。そこはそれ、あの蛮族の改造がわしに色々考えさせてくれるのだ。必要な機構だけを外だしにするとかな。そう、こういった新しい発想こそが、インスピレーションを刺激するのだ(ギュインギュイン)」

カンモン: ドリルを回すな、ドリルを。

トロント: あれっ?うれしいとドリルが回るって事は、銃に付け替えるとうれしいと銃が勝手に発射されるの?

カンモン: それはタダの暴発だぁぁぁ!!


GM: まあ、バイパーさんのニューライトハンドはともかく。君たちは無事『蒼い雷の剣亭』に帰還します。バイパーさんは店長へ仕事内容に満足していることを報告をすると、ウキウキと店を出て行きます。

ルーサー: 「まあ、予想外の事もあったようだが、見事仕事をこなしたようじゃねぇか。ま、めでたしめでたしって所だな」

GM: そういうと、君たちに大盛で食事を出してくれます。

カンモン: 彼の研究所で暴発事故が起きる気がしてならないんだがな。

トロント: そしたら、また新しい左腕を探してくれとか仕事がくるんじゃないの。(笑)

カンモン: ひどい話だ(笑)


GM: では、追加分も含めた報酬が支払われます。3500ガメルに、戦利品1440ガメル。さらに、遺跡で見つけた弾丸とマギスフィアはどうしますか?

サンドラ: 弾丸は誰も使わないだろうし。マギスフィアはトロントが使うかい?

トロント: 今の所いらないかな。必要なら買うだけだし。

サンドラ: じゃあ全部お金に換えて450ガメルで総計5390ガメルでだね。端数の90ガメルはパーッと使ったことにして。一人1325ガメルだね。結構な額になったね。

トロント: お~。いろいろ装備を買い換える事ができるな。

GM: さらに≪剣の欠片≫2個なので2D6分の名誉点を手に入れます。

トロント: …「5」か。

GM: 5点ですね。まあ、全然役に立ちませんが、今後増えて行くことでしょう。では、今回のセッションはここまで。お疲れさまでした。

一同: お疲れさまでした。


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