2-6話
GM: まず、『魔物知識』判定をお願いします。計4回。
カンモン: 多いな。「9」「10」「8」「5」で『14』『15』『13』『10』
GM: では、わかりました。まず、『重装甲機動キッチン(ML3)』
トロント: 重装甲機動キッチン!?
(一同笑)
GM: なお、壁を破壊した【即席破城槌】の効果によってHPが24点減っています。後は『FFF結社員幹部(ML1)』と『FFF結社員(火種持ち)(ML2)』と『FFF結社員(油持ち)(ML2)』です。
ディート: (データを見つつ)…GM?
GM: なんでしょう?
ディート: いろいろ言いたいんだが、まず『重装甲機動キッチン』なんだが、なんで戦闘力ないの?
GM: え?だって『重装甲』で『機動』する『キッチン』だよ。武装も戦闘能力もあるわけないじゃん(一応、壁を壊して登場するためのギミックとしての理由があります)。
カンモン: じゃあ、なんでデータにしたんだよ(笑)
ディート: じゃあ、次な。どうして幹部の方がモンスターレベル低いの?
GM: え?料理結社の地位が、戦闘力と関係があるわけないだろ?
(一同笑)
トロント: うわ。無駄にプロフィールが細かい。
GM: 大変だったよ。「ここまで書く」事より、「ここまで書いて種族を明言しないようにする」のが(笑)
サンドラ: この情報だけで種族を十分確定できるよ。マスター(笑)
GM: さて、先制判定をしてください。こちらの先制値は…『5』だな
ディート: 低!?
カンモン: 平目の2D6でも勝てるんじゃないか。
GM: 当たり前だ。庶民の彼らは戦闘を有利にするスキルなんて持っていないからな。
ディート: 「9」ダイス目だけで勝っているな。一応『15』
サンドラ: 目標値の3倍なので、3回くらい攻撃出来ない?(笑)
GM: それはシステムが違います(笑)
第一ラウンド
GM: とりあえず、重装甲キッチンには幹部がいます。そのキッチンを守るように、構成員二名がいます。
ディート: とりあえず、生命力抵抗も高いので『油持ち』の方を攻撃しますか。「4」
「9」で『8』『13』
GM: 二発目だけ当たりました。
ディート: ダメージは…「7」で『9』点ダメージ
GM: 少し来たね。
トロント: バイクは出せますか?
GM: <チャージ>できる距離はないよ。
トロント: じゃあしかたない。普通に近づいて『火種持ち』を【魔力撃】で攻撃します。「8」で『13』
GM: 命中です。
トロント: 「6」『12』点ダメージ
GM: まだ生きています。それとは別に、トロントとディートが近距離で二人の結社員と近接戦闘をしたので、双方の乱戦エリアが結合します。まあ、4人で一つの乱戦エリアになったと思ってください。
サンドラ: とりあえずジャベリン投げるかね。『油持ち』の方に「4」で『9』
GM: 同値で回避。
カンモン: ふむ。唯一の攻撃魔法である<ファイアボルト>は無効化されるから…そうだディートに<ウォータースクリーン>で炎属性のダメージを3点減らします。「8」で呪文発動。
ディート: お、ありがたい。
GM: では、行動は終わりですね。まずは『油持ち』が、ディートに【油袋A】を使用。油袋の中身をぶっかけます。生命力抵抗をお願いします。目標値は『11』です。
ディート: 生命力抵抗が『5』なので「6」以上か…「5」。『10』で失敗。
GM: では、油まみれになります。つるつる滑って命中と回避に-1のペナルティーです。では、次に『火種持ち』です。
ディート: あ、ヤバイ。こいつに攻撃されたらオレは火達磨だ。
GM: トロントを攻撃。回避してください。
ディート: あれ?こっちに火をつけるんじゃないの?
結社員(火種持ち): 「いや、油がかかったからって、問答無用で火をつける異常者じゃないぞ。君、少し良識を持ちたまえ」(笑)
ディート: 壁突き破って現れて、無差別に火の粉舞散らしている奴に良識をとやかく言われたくないよ(笑)
(一同笑)
トロント: とりあえず、回避ね。「4」で『6』にしかならない。
GM: では命中です『11』点の炎ダメージ。
トロント: 炎属性ダメージという事は、防護点は無効ですか?
GM: いえ、フレイミングトーチは炎属性の『物理』ダメージなので、防護点は有効です。
トロント: それって意味あるの?
GM: 基本的にはあまりないです。ただ、弱点などで炎属性のダメージにボーナスが入る場合は、有効になります。
トロント: 使い道なさそう…まあ、防護点有効なので5点減らして6点ダメージを受けました。
GM: では最後に、『結社員幹部』の行動です。
幹部: 「このタイミング!!この瞬間こそがこの料理のポイントなのだ!!!」
GM: といって、フライパンをふるいます。食材が炎の中で踊り、おいしそうなにおいが漂ってきます。
(一同笑)
ディート: おい。(笑)
GM: 君は、彼らが何をする為にココに来たと思っているんだ?
ディート: それを言うなら言ってやるが、お前らそんな事をする為にココに来るんじゃねぇ(笑)
第二ラウンド
ディート;じゃあ、普通に攻撃しよう。「5」「6ゾロ」で『9』と自動成功。
GM: 『9』は同値で回避なので、二発目だけ命中。
ディート: 「5」で『7』点のダメージ
カンモン: あれ?ここでトロントに<ウォータースクリーン>を使うと、炎属性のダメージ現象だから、フレイミングトーチのダメージも減らすの?
GM: 減らします。魔法物理関係なく、<ウォータースクリーン>は炎属性のダメージを減らしますので問題ありません。
カンモン: 「8」で魔法成功。実質防護点+3だな。
トロント: ありがとう。では【魔力撃】で攻撃。「6」で『10』。命中だね。ダメージは「4」でショボイな…『10』点。
サンドラ: 回避低いこいつらに<パラライズミスト>使うか迷いどころだけど、別になくてもいいかね。普通にジャベリンを投げます。「3」。全然ダメ。『8』
GM: ではこちらだね。まず、幹部がトロントに<スネア>を使います。目標値…『8』
※<スネア>: 魔法: 相手を≪転倒≫状態にさせる事の出来る初級の妖精魔法である。
トロント: 弱…ってダイス目「5」で丁度『8』…じゃなかった【魔力撃】しているからペナルティーは言って『7』だ。失敗。
GM: では、≪転倒≫状態になってください。そのまま、油持ちがトロントに【油袋A】で油をかけます。生命力抵抗をしてください。
トロント: うう。【魔力撃】で生命力抵抗も下がっているんだよね。「7」で『10』
GM: 残念。目標値は『11』なので、トロントも油まみれになりました。命中と回避に-1のペナルティー。さらに、転倒なのでさらに-2で-3だね。
トロント: うわーい。
GM: では、最後の火種持ちは降伏勧告です。
一同: はい!?
結社員(火種持ち): 「火達磨になりたくなければ降伏しろ。ただではすまんぞ」
カンモン: 行動が紳士的だ(笑)
GM: そして、幹部も歓喜の笑みを浮かべながら哄笑します。
幹部: 「ふははははは。正義が何か分かったか。貴様らは、そこで食材が美味しく調理されていく様を、大人しく眺めているがよいわ!!」
ディート: むう…って、そもそもお前らのせいで、火事になりかけているんじゃないか。降伏なんてしている場合じゃねぇ。
サンドラ: 言われてみれば。このまま見ていたって館が火事になってやっぱり火達磨じゃん。
トロント: ほんとだ。降伏しても解決しないよ(笑)
幹部: 「な~に、ちょっと火に巻かれるだけだ。気にするな」
カンモン: 気にするわぁぁぁ!!
ディート: オレ達はドワーフじゃないんだよぉぉぉ!!
(一同爆笑)
※それどころか、ディートはドワーフ生まれのナイトメアの為、弱点によって火属性のダメージが2点増えます。多分、他の人より早く焼け死ぬだろう。(しかも油まみれ)
第三ラウンド
サンドラ: 補助動作で<パラライズミスト>を使おう。油持ち…は、もう脅威でもないから火種を持っている方に。主動作でジャベリンを投擲。「10」。パラミスいらなかった…『15』
GM: まあ、補助動作なので自動で抵抗は成功。<パラライズミスト>は抵抗成功で効果短縮となる為、このラウンドの間は回避-1です。
トロント: 抵抗成功しても回避減るんだ。
サンドラ: 主動作で使って抵抗を抜けば3R回避が減るんだけど、まあ消費がカード(有料)なので、金さえあればわざわざ主動作にする必要はないのさ。さて、ダメージは「9」で『8』点。
ディート: とりあえず油持ちを攻撃。「5」の『10』で『8』『13』
GM: <パラミス>のせいで両方当たります。
ディート: ありがたい。ダメージは「5」の『7』点と、「11」クリティカル。「6」で『14』点。あれ?これってやばくないか?
GM: はい。結社員の防護点は『4』点なので、10点のダメージを受けます。そして10点のダメージを受けたことで【油袋B】の効果が発動します。ディートの攻撃によって、結社員の持つ油袋が破裂し、そして乱戦エリア全体に油袋の中身が飛び散ります。
トロント: とはいえ、そもそもボクもディートも油まみれだよ。
カンモン: 意味ないな。
GM: いいえ。この乱戦エリアには『結社員(火種持ち)』もいます。
(一同沈黙の後爆笑)
ディート: し、しまったーーー!!(笑)
サンドラ: お、恐ろしいコンボだ(笑)
GM: はい。あたり一帯に飛び散った油は、結社員の持つフレイミングトーチで引火。一気にこの乱戦エリアは燃え上がります。
トロント: ダメージ喰らうの?
GM: 自分の手番の最初にダメージを決定してください。油袋の中には残り3回分の油が入っていたため、残り3R後まで燃え続けます。
トロント: あれ?次ってボクの行動じゃん。
GM: はい。なので「1D」の炎ダメージを受けてください。これは魔法ダメージなので防護点は無効です。ただ<ウォータースクリーン>があるので3点減少します。
トロント: 「5」なので『2』点ダメージ。まずは起き上がって、火種持ちを攻撃します。
結社員(火種持ち): 「待て、落ち着け。これは不可抗力だ」
トロント: そういう問題じゃなーい!【魔力撃】で「8」の『9』で命中だね。ダメージは「8」で『13』点(笑)
結社員(火種持ち): 「こ、これは事故…なんだ。ガクッ」
GM: 結社員(火種持ち)は倒れます。
カンモン: まあ、事故みたいなものだな。こっちはすることないので待機…じゃないや。結社幹部に<スネア>をかけよう。「8」で『14』
GM: 精神抵抗か…「5」で『8』抵抗失敗。結社幹部は≪転倒≫した…あれ?
一同: ?
GM: …『重装甲機動キッチン』で料理を作っていた結社員幹部は魔法によって転倒。その結果、彼が振るっていたフライパンの中身がこぼれ落ちる。それは、地面にべちゃりという音を立てて大きなシミを作った。
(一同沈黙の後再び大爆笑)
カンモン: 勝った!第二話完!!(笑)
サンドラ: 一瞬で敵の目的を完璧に終わらせた(笑)
トロント: (笑い過ぎて悶絶している)
GM: おっと、次はこっちの行動だな。突如起こったことを理解できなかった結社幹部だったが、まず≪転倒≫から起き上がる。そして、地面に落ちた料理を眺め、やがて事態を飲み込むと、プルプル震えだす。
結社幹部: 「…許さん。許さんぞお前達。ぜーったいに許さぁーん!!」
ディート: その気持ちはわかる。まあ、行動原因はさっぱり共感できんが(笑)
GM: まあ、幹部は転倒から回復しただけなので、移動するのは次のラウンドです。では、もう一人の結社員。彼もまた、落ちた料理を見て怒りをあらわにします。
結社員(油なし): 「料理を無碍にする。貴様らに物を食う資格はねぇ!!」
GM: と、こぶしを握り締めて攻撃してきます。ディートを攻撃します。
ディート: 回避ね。「5」で『13』
GM: 回避できました。
第4ラウンド
ディート: とりあえず、火だるまによるダメージが「3」で弱点なので『5』点。<ウィータースクリーン>で『2』点ダメージと。で、結社員を攻撃しよう。火だるまになっているから油のペナルティーはもうないんだな。「9」で『13』だから命中。ダメージは「5」で『7』点。
GM: それで結社員は倒れます。
ディート: もう一発あるけど、終わりだな。
トロント: じゃあ、次がボクか、炎で「1」点なので魔法でダメージ0。そのまま幹部のところまで移動して【魔力撃】「6」で『10』
GM: 「7」で回避値『7』なので命中です。
トロント: 「9」で『13』点。
GM: クッ。彼は調理服で鎧着てないから防護点低いんだよな。まだ生きています。
サンドラ: では、最後の一本ジャベリンを投げます。「9」で『14』
GM: 「6」では、よけられません。
サンドラ: 「12」で「8」の『16』点ダメージ。
結社員幹部: 「絶対に…ゆる…さん…ぞ」
GM: (『剣の欠片』1個しかいれてないんだよな…)といって、前のめりに倒れます。おめでとうございます。戦闘終了です。
トロント: なんだろう。すっごい疲れた戦闘だった(笑)
GM: 不思議不思議。(笑)
ディート: お前のせいだよ。(笑)




