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CROSS WIND  作者: 暇脳達弥
6/13

第六話「殺人鬼」

作中に登場する固有名詞は、現実のものとは、一切関係ありません。

(冗談でも、あんなこと言われちゃいけないんだ…。私の師匠はあの人一人!そう決めたんだから!)

眉を吊り上げ、険しい表情で人込みに視線を走らせる伊吹。周囲の通行人に避けて歩かれているのも、今の彼女は全く気にしてない。というより、気付いていない。それほどに、伊吹は集中していた。

(あの人の一番弟子なんだ、って、胸を張れるようにならなきゃ。もっとしっかりしないと!)

自分自身に気合いを入れて、ストーカーを捜し続ける伊吹。その後ろ姿を、

(あらあら、あんなに必死になっちゃって…。)

ストーカー、黒戸影葉が見ていた。何人もの格闘家をストーキングしてきただけあって、さすがにこちらの方が、一枚上手である。

(ホントに真っすぐな人ね…。多分、私より少し年上なんだろうけど、なんだかかわいらしいわね。)

必死な伊吹の姿に、思わず笑みがこぼれる。

(でも、そんな余裕ぶってるわけにもいかないわね、実際…。早いとこ、彼女をコピーしないと。)

さりげなく人込みに紛れながら、伊吹を観察し続ける影葉。そんな影葉に全く気付く事なく、伊吹は相変わらずの表情で人込みに視線をぶつけている。と、

(ん…?)

不意に伊吹が動いた。人込みの間を縫うように奥へと進み、狭い裏路地の方へと向かっていく。

(…誘いをかけてるつもりかしら。私がどっかから見てることを想定して。)

だとしたら、あまりにもわかりやすい誘い方であるが。

(ま、乗っかってみるのも悪くないかもね。見つけられるものなら、見つけてみなさい、ってね。)

クスリ、と微笑むと、影葉は伊吹の後を追った。



「なんだてめぇは、あぁ?」

「ここが俺らの縄張りだって知ってんだろうなぁ、おらぁっ!」

裏路地の奥。伊吹は、いかにも質の悪そうなアウトロー達と向かい合っていた。アウトロー達は6人。だが、伊吹に怯んだ様子は微塵も無い。真剣な眼差しで、アウトロー達を見据えている。

「…あなた方にはなんの恨みもありませんが、」

「…ぁあ?」

「私には、絶対にやらなきゃならないことがあるんです。」

「はぁ?何いきなりわけわかんねぇこと言ってやがんだ!」

「あなた方には、餌になっていただきます!」

「……餌、だぁ?」

「いきなり縄張り荒らしといて、わけわかんねぇこと吐かしてんじゃねぇ!」

「上等だ。逆に俺らがてめぇを餌にしてやるよ。無茶苦茶にしてやるぜ!」

立ち上がり、戦いの構えをとるアウトロー達。相手は女一人。格闘技の心得があったとしても、六人で一斉に襲い掛かればどうということはない。


そんな短絡的な思考が自分達の敗因になるとは、アウトロー達は、微塵も考えていなかった。




(…お見事、ってとこかしらね。)

建物の陰から伊吹を観察している影葉。その目には、息も切らさずに立っている伊吹と、地面に突っ伏してうめき声をあげているアウトロー達の姿が映っていた。

伊吹が戦いを始めてから決着するまで、およそ一分。一人あたり、約十秒で倒している計算になる。

(風の理を体言しつつあるだけあって、かなりの体捌きね。しかも、師匠、って呼んでるあの男の人とは、また少し違う感じ…。)

冷静に分析する影葉。影の理を知る者だけあって、一瞬の記憶力、分析力は、常人のそれを遥かに上回る。

風樹も伊吹も、同じく風の理を知る者。だが、その質には、多少の差が生じているようだった。

風樹のそれは、しなやかな風。相手の打撃を、スレスレの距離感でスルリスルリと避け続け、隙を見て鋭い風へと変化させる。攻防を臨機応変に切り替えて戦っている。

一方、伊吹のそれは、言うなれば疾風。直線的な鋭い動きで相手の打撃を避けている。かなり速い動きではあるが、動きを先読みされてしまうと危ない。風樹が、視覚に頼らず空気の動きを感じて避けているのに対し、伊吹は、相手のモーションを見切ることで避けている。理を体言しつつある段階の伊吹は、風を感じ取ることに関しては、まだまだ実戦で応用出来るレベルではないようだ。

(…けど、理を体言出来るまでになったら。もしかしたら、あの師匠とは全く違う風の理になるかもね…。避ける風ではなく、突き抜ける風、みたいな。ふふ、これは、ますますコピーしなきゃならないわね。)

静かに微笑む影葉。だが次の瞬間、

「!」

思わず身を固くする影葉。さっき、一瞬ではあるが、伊吹と目が合ったのだ。

分析と予想をするのに熱が入りすぎ、気配を殺すのを忘れていたらしい。

(………。)

気配を殺し、息を潜め、じっと相手の様子を伺う影葉。伊吹は静かな眼差しで、周囲の様子を伺っているようだ。

(私としたことが、気を抜いちゃったわね…でも、完全に気付かれてはいないようね。)

影葉がそう考えていた通り、やがて伊吹は軽く首を捻ると、さらに奥の路地へと入っていった。

(ふぅ…。)

伊吹の姿が見えなくなったのを確認すると、影葉も静かに後を追った。慎重に人の気配を探りながら、伊吹が入っていった路地へと入っていく。


その瞬間だった。


「もらったぁぁぁーーーっ!!」

「ひゃっ!?」

思わず奇声をあげる影葉。次の瞬間、低い姿勢で飛び掛かった伊吹が、影葉の腰を、しっかりと捕まえていた。

そのまま勢い余って、地面へと倒れ込む二人。

「………ふ、ふふ、うふふふふ…」

「な、なに…?」

「ついに、ついに、ついについについについにっ!捕まえましたよ、ストーカーさんっ!」

「…そ、そうね。捕まっちゃったわね、私。」

異様にテンションの上がっている伊吹に、少々引き気味の影葉。が、伊吹は、そんな影葉の様子を気にすることもなく、興奮しきりといった雰囲気で、さらにまくし立てる。

「くぅぅっ!苦節二日間!逃げても逃げ切れず、追っても捕まえられずのあなたを!三日目の今日!ついに!捕まえることができたのですっ!」

「いや、あの、二日三日で苦節って言葉使うの、多分間違ってるから…って、聞いてる?」

「これで…これでようやく、師匠に胸を張って報告できる!」

「…周りのことが見えなくなるタイプね、やっぱり。」

「と、いうわけで、ストーカーさん。今から師匠のところに連行します!逃げようなんて、考えないでくださいねっ!」

「はいはい、わかってるわよ。捕まっちゃったのは事実だし、おとなしくついていくから…」

影葉が、急に言葉を落とした。スッと目つきが険しくなり、四方に視線を走らせている。

「何やってるんですか!さっさと立ち上がって…」

「ちょっと黙って!」

「!!は、はい!」

影葉の鋭い声に、思わず素直に返事をする伊吹。影葉は伊吹を押し退けて立ち上がると、険しい表情で四方に視線を走らせた。

(……………。)

尋常ではない影葉の様子に、伊吹も息を飲む。張り詰めた静寂が、裏路地一帯を支配していた。と、

「………!」

一瞬、何かの気配が揺らめいた。次の瞬間、

「…っ!」

音もなく繰り出された鋭利な一撃を、間一髪かわした影葉。そいつは、いつの間にか、二人の目の前に現れていた。

「え、え、え?」

突然の出来事に目を丸くする伊吹。目の前に隠れる場所はないはずなのに、まるで沸き上がってでもきたかのように、突然そいつが現れたからだ。

「………。」

影葉は戦いの構えをとったまま、相手をじっと睨み付けている。相手もまた、影葉から視線を外さない。何の感情も読み取れない表情で、影葉を見据えている。それはまさに、無表情という表情だった。


「…お前が生きていたことを、嬉しく思う。」

不意に言葉が聞こえた。影葉と睨み合う相手。かなり高い身長と、細身だが、筋肉質な体。スキンヘッドで無表情な男。その男の口から出た言葉だった。

「…なにが、嬉しく思う、よ。」

一方の影葉は、敵意を剥き出しにして、男を睨み続けている。

「あんたを殺すまで、私は死ねないのよ。」

「…それでいい。その意気で強くなってゆけ。…その方が、殺しがいがあるというものだ。」

「!!」

伊吹の脳裏に、道場での会話が一瞬にして蘇った。

「殺人鬼!」

それは無意識のうちに、言葉となって口から発せられていた。

「…。」

男が、ゆっくりと視線を移し、伊吹の姿を捉える。なんの感情も読み取れない瞳。真っ正面から見据えられ、伊吹の全身に悪寒が走った。

「…先程の戦いは見事だった。」

「は、はい!ありがとうございます!」

反射的に礼を返す伊吹。こんな状況でも、バカ正直なのは変わらないらしい。

そんな伊吹になんの反応も示す事なく、男は淡々と言葉を続ける。

「…お前なら、合格点だ。」

「は、はぁ…?」

「すぐにでも、素晴らしい芸術品になれる。」

その言葉を、言い終わるか終わらないかのうちに、男は動いていた。俊敏な動きで踏み込むと、高速の直突きを繰り出す。

「!」

反射的に避ける伊吹。風の理を身につけつつある伊吹でなければ避け切れない速度の突きだったが、紙一重で、男の突きは空を切った。が、

「っつ!」

次の瞬間、伊吹の左腕に、鋭い痛みが走った。しかも、打撃を受けた痛みではなく、

(…斬られてる!?)

伊吹の左腕に、うっすらと血が滲んでいた。

「…っ」

素早いバックステップで、男と距離をとる伊吹。男は特に間合いを詰めるそぶりもなく、伊吹の方に視線を送っている。

(なんで…?拳から衝撃波でも出てるの!?そんな格闘漫画みたいなことって…)

「…あまり動くな。」

「…?」

「傷の多い芸術品は価値が下がる。」

その言葉と共に、男の足が動いた。一瞬で伊吹との間合いを詰めると、再び拳を繰り出す。

「…っ!」

反射的に体勢を低くして、その一撃を避けた伊吹。そのまま男の腹部へ、鋭い突きを放つ。が、


ガッ!


「!?」繰り出した拳は、男にがっちりと掴まれてしまった。恐ろしいほどの反射神経と、万力のような握力。押しても引いてもびくともしない。

「…。」

獲物を捕らえた余裕なのか、男はゆっくりと、見せ付けるように腕を振り上げる。その時、

「!」

男の手に何かが握られているのを、伊吹は、はっきりと見た。さっきは避けることに集中していたために確認できなかったが、確かに男は、何かを握っている。

が、それをはっきりと確認する暇はなかった。

「仕上だ。」

ゆっくりと振り上げられた男の腕が、伊吹目掛けて、一気に振り下ろされた。

「!!」




「私の目の前でなんて、やらせないわよ、絶対。」

「ほぉ…」

男が感心したような声で呟く。確かにそれは、感心せざるを得ないほどの影葉の動きだった。

男の拳が伊吹に振り下ろされた瞬間、影葉が、その腕を蹴りあげたのだ。時間にして、一秒、あるかないか。振り下ろされるのが予測できていたとはいえ、見事な影葉の瞬発力だった。

男は、不意に伊吹の腕を離した。急に手を離され一瞬よろけた伊吹だったが、すぐに体勢を整え、影葉の側へと駆け寄る。

「な、なんなんですか、あの人。なんか持ってましたけど。」

「…無色透明のカタールよ。」

「か、かたーる?」

「刃物の一種だと思っていればいいわ。」

男から視線を外す事なく、伊吹に説明する影葉。男は相変わらずの無表情。

「…邪魔をしないでもらいたいものだ。あまり邪魔をされると、お前から先に仕上げなければならぬ。」

「馬鹿言ってんじゃないわよ。あんたの芸術品になんか、なるわけないでしょ。」

「…そう言うな。お前を陳列する場所は、既に確保済みだ。…あの男の隣を…」

「!!」

男がその一言を口にした瞬間、影葉の様子が一変した。瞳が見開かれ、唇がわなわなと震えだし、全身が怒りに満ちていくのが嫌でもわかる。

「…あ、あの?」

突然の様子の激変に、伊吹が恐る恐る声をかける。が、

「うああああああああっ!!」

「!?」

その言葉は、影葉の耳には届いていなかった。突如叫び声をあげると、恐ろしい程の勢いで男に突っ込み、遮二無二乱撃を浴びせていく。

「お前がっ!お前がっ!お前がぁっ!!」

「………。」

怒りに任せて放たれる無数の打撃を、そよ風でも受け流すかのように捌いていく男。

(打撃に精密さがない…あれじゃあ、いくら打ち込んでも簡単に捌かれる。一体どうしちゃったんだろ…)

固唾を飲んで、ことの成り行きを見守る伊吹。やがて、影葉の打撃の勢いが、徐々に衰え始めた。怒り任せの打撃は、やはりスタミナの消耗も激しいらしい。

「…どうした?息があがっているぞ?」

「ふ、ふざけるなぁっ!」

余裕たっぷりの相手に対し、影葉の疲労は、目に見えて明らかになっていた。それでも繰り出し続ける影葉の拳を、男が正面からわしづかみにした。

(かわして腕を掴むんじゃなくて、拳を正面から掴んだ!?)

いくら勢いが鈍っていたとはいえ、撃ち込まれる拳を正面から捕らえるのは容易ではないだろう。だが、男は一切表情を変えない。

「くぅっ!このっ!」

「怒りに任せての攻めは醜いだけだ。醜いだけの芸術品は、我が趣味ではない。」

「ふざけたことをっ…!」

「崇高なる芸術品になってもらうためにも、愛の鞭が必要なようだな。」

そう言うと、男は後ろ手にしていた右腕を、ゆっくりと振り上げた。その手に握られているのは、無色透明の刃。

「くっ!!」

「怒りの醜さを、痛みで知るがいい。」

男の刃が、拳を掴まれて動かすことの出来ない影葉の腕へ、一直線に振り下ろされた。

「!」



「……。」

「……。」

「え、えと…。」

男と影葉の二人に見られ、言葉に詰まる伊吹。別になにか喋る必要があるわけではないのだが、根が真っ正直な伊吹は、

「わ、割り込んじゃったりしてすいません!」

頭を下げたりしていた。


男がカタールを振り下ろした瞬間、先程、影葉が伊吹を助けたのと同じように、今度は伊吹が男の腕を蹴り上げ、さらに追撃の回し蹴りを見舞って、男から影葉を引き離したのだ。が、本人的には反射的に起こした行動だったらしく、咄嗟に口をついたのが、

「わ、割り込んじゃったりしてすいません!」

だったのだ。


「いや、謝るのは違うから…。」

「え!?す、すいませんっ!」

「いや、だから…。…ありがとう。助かったわ。」

「は、はい!ありがとうございますっ!」

「いや、あの…」

真っ正直に答えを返す伊吹に困惑気味の影葉。が、すぐに気を取り直して男を睨み付ける。

「ありがとうね、伊吹さん。割って入ってくれたおかげで冷静になれたわ」

「は、はい!お役に立てたならなによりです!」

「ふふ…。…さぁて、もう取り乱さないわよ。覚悟なさい。」

「…騒がしい。」

「はぁ?」

「芸術にならぬ有象無象が騒ぎ出しているようだ。」

「…?」

男の言う意味が理解できない伊吹と影葉。が、一瞬の後、二人は男の言葉を理解した。表通りが、何やら騒がしくなっているのだ。

「…聞こえちゃってたみたいね、私の声。」

「あれだけ大声で絶叫すれば、聞こえますよね、表にも。」

「………。」

不意に、男が二人に背を向けた。そのまま、路地のさらに奥へと歩いていく。

「ちょっと。どこ行く気よ。」

「芸術になる資格のない有象無象どもに興味はない。五月蝿い連中に纏わり付かれる前に立ち去るのみだ。」

「…はいそうですか、って、行かせるとでも思ってんの?」

言うが早いか、影葉は地を蹴った。一気に男の背後へと接近し、その背中に、速度ののった拳を叩き込む。

「…!」

が、その拳は、虚しく空を切った。捉えた、と影葉が思った瞬間、男は鋭いサイドステップで拳を避け、逆に、捻りの効いたソバットを影葉に撃ち込んだ。

「か…っ!」

腹部に鈍い痛みが走り、思わず膝をつく影葉。男はそれを一瞥すると、追撃をする風もなく、

「さらに己を鍛えるがいい。我が至高の芸術品となるために。」

表情一つ変えずに言い放つと、裏路地の暗闇の中へと消えていった。

「か、影葉さん、大丈夫ですかっ!?」

うずくまる影葉に駆け寄る伊吹。が、影葉は何も答えない。ただ、男が消えた路地の闇を見つめ、

「必ず殺す…私が、必ず…!」

低く、呟いていた。




「こんにちは。」

「………。」

「たいした強さですね。」

「………。」

「ですが、趣味は最悪ですね。」

「………。」

「あなたが殺そうとした彼女は、私の弟子なんですよね、一応。」

「………。」

「困るんですよ。勝手に殺されたりすると。」

「……どうするつもりだ?」

「さぁ、ね?ただ一つ確実なのは…」

「………。」

「殺させませんよ、彼女は。」

「………ふ。」

裏路地の闇の中、風樹と男の姿が一瞬交錯し、そして、何事もなかったかのように、二人はすれ違っていった…。

やっと書き上がりました〜!時間かかっちゃいました(-.-;)。次はもっとペースよく書いていきたいです(予定は未定。)。懲りずに次も読んでいただけると嬉しいですo(^-^)o

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