博士と助手と大発明 ダイエットはどこへ行く 作者: 風木守人 掲載日:2012/05/05 助手は博士の髪が縮れているのを訝しみながらも尋ねた。 「何をされているんですか?」 「ほぅ、熱かった」 博士はよく分からない事を呟いた後、 「いや、前の薬で……」 「はい?」 「何でもない。今ダイエット薬を作っているんだ」 博士はそっぽを向いて頬をかく。 「これを飲めばお腹が減らなくなる」 「あの、私でもオチが見えるんですが……」 博士は苦笑しながら、頷いた。 「うむ、やはり服用後に何も食べたくなくなるのは問題かね?」