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九話目+こたつ 


はー…段々と寒くなってきましたねぇ…。

寝起きです…リビングのこたつ目指して階段おりてます。



「おはよ、お兄ちゃん!」

「おう」


俺がリビングへ入ると、蘭南と姉貴…母さんがこたつで温々していた。

…え、何この状況。

まさかの女子トーク繰り広げてた!?


なんて思いながらも空いているスペースへと入りこたつに入る

…と、まず誰かの足にぶつかる。

俺は気にせず一旦足を引っ込め、さっきとは違う方向へと足を伸ばす。

…が、また誰かの足にぶつかった。


「……」


俺は一度三人を見渡すも三人とも何やら楽しそうに会話をしている。

はぁ、とため息をつくともう一度また違う方向へと足をのばす。

…が、やはりぶつかる。




…………。

くそう!これじゃ入れねぇじゃねぇかよ!

どうなってんだこいつらの足!



俺は足の位置を確認すべくこたつ布団を、ばっとあげる、と…。


「ちょっと、拓哉寒いよ!」

「お兄ちゃん!」

「OH!冷空がっ」


案の定怒られた。

つか何か最後外人いたぞ、さっき。

まぁいいや、早くこたつに入ることを考えないと…。


さっきと同じように足をのばすと、またぶつかる。

…が!

ここで引いたら俺の負けだ!このまま押すんだ!


「…痛いんだけど?」

「……さーせん」





やべぇぇぇぇぇ!!

姉貴だったぁ!危ねぇぇっ!!

…怒られるとこだったよ、まじ怖ぇよ…。


「………蘭南、後ろのリモコン取って」

「いいよー……あ、やっぱやだ」




何でだぁぁぁ!!

お前のすぐ後ろにあるんだぞ!ちょっとこたつを出れば届く距離だぞ!

しかもお前、距離を確認してから断っただろ、このやろう…ふざけやがって…!

別にお前が取りにいってる間に場所取ろうなんて思ってなかったよ!

変な想像つけてんじゃねぇ!






…その後俺は何度か戦ったが、結局自分の部屋へと戻ることになった…。



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